どうもふしメロンです。
書くことがあんまりないので秋の夜長に読みたい本をサラッと紹介しましょう!
今回紹介する本はこちら!
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/03/01
- メディア: 文庫
- 購入: 70人 クリック: 769回
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え、有名すぎるだろこんな本なんで紹介するのかよ?だって?
俺にとって宝物のような一冊を紹介して何が悪い!
さて、気を取り直してこの本改めて説明すると、火星へ移住出来る時代移住した者たちには召使として人造人間のアンドロイドが支給される。しかし、アンドロイドたちは火星からアンドロイドがいない荒廃した地球に逃げ込み人間として暮らそうとする!しかし、主人公はそんなアンドロイドたちを狩る賞金稼ぎだったのだ!
ざっくりいうとこんな感じ、内容もSFの金字塔と呼ばれるだけあって非常に面白い。
だからと言って俺が単純に面白いからとこの本を進めるわけがない。
この本は細部に至るまで人間性とは何かを人造人間であるアンドロイドと人間を対比し問いかけ続けてくるいわば哲学書なのだ!
電子書籍で初めて買い、読了した瞬間実物を購入し4回くらい読み直した。
そのたびに大きな発見をすることができる最高の物語であり神話だ!
この物語を意識して読むことによって得られる気づきはなににも代えがたいものとなるだろう。
なぜなら普段我々は知的生命体としての人間一種としか接しておらず人間とは何か?という本質的な問題に気が付きにくい。この問いかけ自体は普段の生活に全く関連性はないが、この答えを自ら手に入れたとき自身の存在意義というものを手に入れることができるだろう。存在意義を持たない人間と持つ人間の出す成果は段違いであるということは聡明な皆さんならどっかで聞いたことがあるはず!
この存在意義を手に入れる最も手軽なツールとして本書をお勧めしたい。
それ以前に読み物として面白いから存在意義とかそんな小難しいこと考えずに読もう!名作は読ませるから名作なのだ!