東屋書店

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どうもふしめろです。

個人的にあまりにもショッキングな出来事があったのでブログに書いておこうと思う。

 

僕の会社には4/1から設置された会社の食堂がある。ラインナップは定食ランチとパスタランチの2種類だ。この中から僕はいつも定食を食べたい食べたいと思いながらその定食サンプルの不味そうな盛り付け方に負けてパスタを頼んでいるのだが、先日も定食の不味そうな見た目にパスタを選んだ。

 

気になるメニューはナス入りミートソースパスタとコーンスープとマイタケの和え物とサラダ。午前中に使ったエネルギーをこの昼ご飯で補給し午後の仕事に向けてさあ頑張るぞという気合いの入ったメニューだ。

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ちなみにこれだけついてお値段据え置き500円である。写真はあるのだが載せると特定されそうなのでやめておくが、なるほど、コンビニで同じ量を買おうとすると優に1000円は超えてくるボリュームだ。福利厚生の一環としての社食は十分効力を発揮している。この会社に来てよかったなーと思いつつ席取りも済ませたところで早速パスタを口に運びかみしめたのだが、口に残るはパスタとナスの食感だけで味がない。

 

まさかと思いもう一口パクつくものの、微かなミートソースの風味が鼻をくすぐるだけで全くもって味がしないのである。僕はまじまじと皿に盛られたパスタを見たが、どう見てもイメージ写真に負けず劣らずのミートソースが盛られている。これだけの量を盛られて味のしないミートソースなど聞いたことがない。レトルトでももう少しコクや味というものがあるはずだ。

 

こんなこともあるもんだなと調味料の用意されていない食堂を恨めしく思いつつ、口直しにコーンスープを口に運ぶが僕はまた驚くことになる。そう、これも味がしないのだ。

僕が口に運んだのは確かにコーンスープだったはずだ。しかし、このスープカップに注がれたのはうっすらとコーンスープの風味がついた黄色でどろどろのコーンスープのように見える生暖かい水としか言えない代物だ。

 

まさかにまさかを重ねたこの事態に僕の頭は疑問しか浮かんでこなかった。

レトルトの味が薄いのは百も承知だが、きちんとした厨房を構えている以上普通レトルトを暖めて一口くらい味を見るだろうと。そうでなくともナスを入れて完成させた時点で一口くらい味を見て薄いとか濃いとかそのくらいの調節はするはずだろうよ。これがもし見ていないのであればさすがに怠慢だし、もし見てこの味付けだったらここの料理長はいつも家で何を食ってるのか教えてほしいレベルで味がしなかった。

 

とはいえ、最後の最後にびっくりしたのは料理長ではなく、そこそこ混んでいるこの食堂で誰一人として「味が薄い」ということを話題にしていなかったことだ。楽しそうに食事をかっ込んでいる中で今食べている物の話題が出ても良さそうなものである。

僕はここで二つの仮説を立てた。これは十分味が濃い部類に入るのかもしれないという物と、味が薄いなどのネガティブを普通の人は話題にしないということだ。

どうやらこの会社にいる人はできた人ばかりである。