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ゲーム実況を分類してみた-差別化を図るにはどうするか

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はじめに

どうもふしめろです。

さて、ゲーム実況をやろうかなと思い、実況動画を沢山見て流行ってるものは何かなと調べてみたのですが、ジャンルごとに分かれそうだったので、ここに書いていきます。

スーパープレイ型

まず一つ目はスーパープレイ型です。ようはものすごくゲームが上手くて、敵をばっさばっさ倒していくとか、常に高得点をたたき出すとかそういったものすごくゲームが上手い人達のことです。

プロゲーマーという言葉もある通り、彼らは誰よりもゲームが上手く、主にその実力を対人ゲームで高スコアを出す、常人では出来ないようなスーパープレイを軽々と行うといったことが特徴です。

この例で言うとダステルボックスさんや、ウメハラさんが有名でしょうか。

 プロ野球とかサッカーを見るようなそんな感じですね。

検証型

次に検証型です。あるゲームでこういったことをしたらどうなるか? と言う体当たり芸人みたいな人達です。大体引き起こされるのはバグとかクラッシュとかそういった物ですが、その予測不可能な結果を楽しむと言う点では一緒です。

GTAとかTESとかのオープンワールド系、またはマインクラフト、シムシティなどのビルド系のゲームに多いです。

 

ただ、全体の割合から言えば少なめで、他のタイプの中にある一要素という形で存在してます。

解説型

解説型は、やり込み要素があるゲームの100%クリアだとか、ゲーム内での出来事を詳細に解説したりします。

ある意味、動くガイドブックか旅番組みたいなもので、ここにアレがあるから回収します。フラグ管理が難しいので間違えないように。といったプレイ方法やら、このキャラが話している裏ではこう言った出来事があって、ここに移ってるコイツが後の重要人物です。そしてさらっと何の説明も無く出てくる石碑が主人公のお母さんの墓です。みたいなゲーム内の出来事を解説するのが解説型の特徴です。FPSだったら使用している銃の来歴を話したりするのもそうですね。

 

結構な知識量を要求されますが、ゲームが陳腐化するまでは息の長いコンテンツになると思います。また、参入障壁も比較的低く、100%クリアの場合でも有名タイトルであれば攻略情報が発売から比較的早く出回るので、ガイドブックを購入するなりWIKIを見て丸暗記ないしはそれとなく見ていけば何とかなるでしょう。

 

リアクション型

リアクション型は、主にホラーゲームに多いタイプです。有名なのはPewDiePieでしょうか? ハイテンションゲームに対するリアクションをして賑やかしています。

 最近はちょっとマイルドな感じですけどね。ただテンション上げているのは間違いないでしょう。

こういうリアクション型は、に主人公に成りきってコメントするのが良く見受けられ、実況者のコメントと本来有るべき主人公とのギャップを楽しむことも多いです。

また、ウイットなジョークを、気の利いた一言をテンポ良く言うことができれば、最高です。ただ、かなり頭が良くないと難しいですが。

雑談型

雑談型はゲーム中に最近あったことなどの個人的な面白い話をするのが多いです。コレはかなり難易度が高く、毎回すべらない話を用意する必要があります。コレの何が難しいのかというと、普通の人はゲームをしているときにゲームのことを話すことは出来ますが、ゲームをしているときにゲーム以外の話をすることがかなり難しいのです。

しかも、すべらない話を喋っている間、ゲーム展開はどんどん進んでいってしまいます。話のテンポをゲームのテンポに支配されないように、しかもある程度上手くゲームをプレイする必要があります。

この雑談型はこの2人が良い例でしょう。

ゲームが普通の人より上手くて、しかもゲームとは全く関係ない話をして毎動画笑いを取ってくると言う驚異的なお二人。

コレが雑談型の極地です。

後付け実況

コレはゲームプレイ中はゲームに集中して、取り終わった後に実況を乗せるという方法です。分類的には解説型に近くなると思います。

 

コレの問題は編集がちょっと大変です。音声と動画を別で撮るわけですから音ズレなどの処理が発生します。そして、ゲームはゲーム、実況は実況に集中出来る訳ですからその分のクオリティは要求されます。

ただ、精神的負担は少ないんじゃないでしょうか?

 

ゆっくり実況

今のニコニコ動画の大多数が実行しているのがこのゆっくり実況です。文字を音声出力ソフトで出力して、動画編集でゲームと合成するという手法です。後付け実況の亜種みたいな感じです。

支援ソフトは有る物の、肉声実況に比べて編集の手間は爆発的に増えます。その手間を我慢出来る人はやってみると良いかもしれません。

顔出し実況

ニコニコ動画ではあまり見かけない形式ですね。YouTubeだとちらほら出てくるのですが、日本ではあまり普及していないようです。また、顔出しに見せかけてマスクで顔を覆ったりお面をつけたりしているので顔出しかコレ? となる動画もおおいです。心理的障壁が大きいのでしょうか?

しかし、YouTubeにおいて顔出し実況はかなり多く、これからのトレンドになるとは思います。

複数人実況

また、複数人で実況するというのもあります。複数人で実況すると自然に雑談が生まれたり、リアクションが生まれたりしますし、スーパープレイ役、検証役みたいな役割分担も出来良いことづくめです。

問題は良いことづくめな割にはメンバー間の取り分の問題や、人間関係でメンバーの脱退加入といった人間関係の問題が浮上してきます。よほど仲が良くないと難しそうです。

差別化を図るには組み合わせか特化か

さて、ではこの5つに分かれた中で今からゲーム実況を始める人達は何を狙えば良いのでしょうか?

単純に考えれば、コレをいくつか組み合わせて独自性を出すか、有る一つのことに特化するかのどちらかです。雑談×リアクションとかですね。また、ボクがまだ見いだしていないタイプもあると思います。TAS型とかRTS型とかですね。そういった、新たなタイプを生み出すというのも全然ありだと思います。

ゲーム実況はまだまだ黎明期ですから。

最後に

ただ、忘れてはいけないのはブログと同じように視聴者を大切にすることと、ゲームを楽しむ気持ちを忘れないことです。自分への戒めにも成りますが、ふと気がつくとお金に傾いている自分がいるのです。お金について不安を持っているからそういう気持ちになってしまうのだとは思います。

 

お金は大事ですがそれ目当てでやるにしても読んでいる人に価値を提供する。ゲーム実況の場合であれば楽しみですね。楽しみを提供出来る、元気を提供出来る。そういったことが重要だと思います。