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なぜ「好きなことを仕事にする」ことを当事者が受け入れられないのか?

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どうもふしめろです。

「好きなことを仕事にする」と言うことが叫ばれ初めて久しいですが、好きなことを仕事にしようと思う人のほとんどが、仕事にする前で足踏みをしたり、思い切りが必要な場面で立ち止まり失敗して行くように思います。

コレって一体なぜなんでしょうか?

好きなことを仕事に出来ない人は考え方が原因

「好きなことを仕事にする」良い言葉ですね。実に人間的で文化的な生活が出来そうな雰囲気があります。しかし、一方で好きなことを仕事にしてはいけない。と言う言説もあり、どのように判断すれば良いか分からなくなる事も多々ありますね。

 

とはいえ、好きなことを仕事にする上で一番の問題はそういった様々な言説よりも、本人の問題。つまり、「コレでお金が稼げるんだろうか?」「コレを仕事にして本当に良いんだろうか?」という本人のネガティブなイメージにつきます。

精神論になってしまうのは嫌いなのですが、「コレはもしかしたらお金が稼げるのかも知れない」「コレを仕事にしたら自分は最高に幸せかもしれない」と考える人とどちらが成功するのかな? と考えたら後者のポジティブなイメージを持っている人がなんとなくうまくいきそうな気がします

 

そして、先ほど精神論はいやだと言いましたので、ネガティブな人とポジティブな人の違いを具体的に想像してみると、ポジティブな人はとりあえず行動しているような気がしますし、ネガティブな人は行動する前に立ち止まる人が多い気がします。

考え方で人の行動が変わってくる。と考えると、にわかには信じがたいかも知れませんが、「1マイル4分の壁」を破ったロジャー・バニスター選手の後に続々と記録を破る選手が続いていったのは、良い事例だと思います。

その辺の事象が知りたい人は以前紹介した限界の正体という本を参照してください。

 

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「仕事」に対してポジティブなイメージを持つ人でも「好きなことを仕事にする」のは否定する事がある

 さて、考え方を変えれば行動が変わる。そう考えると、不思議なことに気がつきます。

 

親愛なる読者の皆様に1つお尋ねしたいのですが、「好きなこと」をイメージするとそれはポジティブかネガティブのどちらのイメージに近いですか? 「好きなこと」なので当たり前のようにポジティブなイメージだと思います。じゃなかったら好きなことに分類されませんからね。

そして、「仕事」。これはネガティブ、ポジティブ両方の意見があると思いますので、コレはどちらにも寄らず中立と言うことにしましょう。

 

そうすると、「好きなこと」を「仕事」にするという事象はポジティブイメージに近いはずですし、ポジティブなイメージを持つ人が圧倒的大多数のはずです。でも、現実は真逆でネガティブなイメージを持つ人が世の中には多すぎるように見受けられます。

 

そして、もっと不思議なのは「仕事」をポジティブにとらえて、儲けている社長のような人間でも「好きなことを仕事にするな」みたいなことを言っているわけです。その社長だって車集めたり、旅行したりする「好きなこと」があり、ポジティブなイメージを持っているはずだとは思うのですが、それを混ぜた概念を否定するのは不思議です。

好きなことを押さえつけられてきたからでは無いか

なぜこんな不思議なことが起こるのでしょうか? そう考えたときに、もしかしたら子供の頃に押さえつけられたことが原因なのでは無いか? ということが頭によぎりました。

皆様も子供の頃好きなことをしていたら親や先生から怒られた経験はありませんか? 例えば絵描いていたり、本読んでいたり、野球していたり、ゲームしていたりと言うのは怒られる主な要因だと思います。

大体の理由としては勉強しろと言うことになるとは思いますが、勉強でも国語とか好きな教科しかやらないというのも怒られる要因ですね。また、家庭事情で好きなことが出来ない人もコレに当てはまるかも知れません。そうした子供時代を過ごす中で1つの考えが生まれるのかも知れないと考えました。

 

それは、好きなことをやっていたらいけないんだ。怒られるんだ。生活出来ないんだ。勉強や仕事をしなくちゃいけないんだ。と言う考え方です。

 

転じてこういう環境で育ってきた子供は

「好きなこと」をやっていると親や先生つまり子供にとっての「社会的つながり」から不利益を被る

と言う考え方を子供の頃に植え付けられていると言えるかも知れません。
そうすると、大人になったときに

「好きなこと」をやっていると、仕事と言う「社会的つながり」から不利益を被る。

と考えるようになるのではないでしょうか。

 

コレはかなり凶悪な考え方だと思います。

 

過去の経験則に縛られないことが根本解決

そうすると、ネガティブな考え方を持つ人は好きなことを実行する上での社会的な不利益。つまり冒頭で述べた、「コレでお金が稼げるんだろうか?」「コレを仕事にして本当に良いんだろうか?」と言う「過去の経験則」が頭によぎり、行動に移すことが出来ないといえます。好きなことが仕事に出来ない人は根本的にこの考え方があるかどうかをまず自分に問いかけて、もしあるようであればそれを払拭することが大事なのではないでしょうか。

 

いろいろな本で、まず行動まず行動と連呼している人は多分あまり押さえつけられていないか、自分が強くてどれだけ押さえつけても気にしなかった人が多いと思います。ある意味「過去の経験則」が無いか信じてない人ですね。

 

もしかしたら、そういう人が新しいビジネスを始めているのかも知れません。