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転生+能力チートを用意したら絶対冒険しなきゃいけない、そう思っていた時期が僕にもありました。 凶乱令嬢ニア・リストン

私の書いた本が出ました!!!

画像生成AIで絵を作りたい人必見です~

 

 

総括

最高に面白い

この展開は新しすぎるが正気の沙汰で思いつくネタじゃない

とても良い10巻まで続けてくれ

絶対買う

 

転生+能力チートを用意したら絶対冒険しなきゃいけない、そう思っていた時期が僕にもありました。

転生して、能力チートを得た主人公を用意したら何をさせますか? もちろん冒険者にさせて、血沸き肉躍る冒険をしたり、一回どん底まで突き落としてから成り上がりの道を歩ませたり、仲良しパーティから追放させてスローライフを目指させたりしますよね。

じゃあこの作品はどうするかというと・・・お楽しみなのでこれ以上言えないですね。

Amazonのレビューを見てもこのギャップが最大のパンチ力を秘めているというのがわかっているのか、ほとんど言及されていません。

幼女戦記に近いとか言ってますけど、確かに展開は幼女戦記に近しいものがありますがまるで違います。

パンチとキック力は最近見た作品のなかでもダントツです。

今年見るべき作品の一つと言ってよいでしょう。

 

ここから先はネタバレするので先に作品を読むこと

しかし、この作品の構造上どのようなパンチラインが組まれているのかわかりにくいところがあります。

まずわかる通り、表紙、煽り文、冒頭ページに至るまでに醸し出されるのは転生して能力チートと呼ばれる主人公が成り上がってこの世に覇を唱えるイメージです。

このイメージを植え付けられたときに、類似したいくつかの作品が想起されワクワクと読み進めていくと、あれあれ・・・初期のYouTubeが出てきたぞ、YouTuberというかタレントだぞというところが最大のパンチラインなわけです。

 

ただ、このギャップ勾配があまりにも自然な角度で形成されていますから、逆に当初期待していた内容とのずれ幅に困惑しやすいわけです。

しかし、これが煽り文で、最強だった俺がいつの間にか有名タレントに!?みたいな煽り文だったら読んだでしょうか? いいや読まない。

 

とはいえ、これは導入だけであって最終的には煽り文の通りになるということであれば、とんだ食わせ物なのでぜひとも話の続きが見たいわけですね。

 

ちなみにweb版は完結しているようです。

 

買うかどうか

絶対買う

web版を先に読むと思う