総評
2巻で綺麗に終わる
世界設定がなかなか魅力的
グロがすき家の牛丼中盛りの肉くらいある
綺麗に終わりすぎてもっと読みたいと欲が出てくる
でももっと書き連ねると明らかに駄作となる最良のバランス
Kindle Unlimitedで両方とも読めるから必読
序盤からの情報量の多さで、きちんと終わるのか??2巻で終われるのか??無駄に長くならないか??グロ多過ぎやしないか??とハラハラドキドキしながら読んで、うわああああ綺麗に終わったああ!!!と感動して本を閉じれる作品
作品が綺麗に終わるというのは昨今のラノベ作品ではなかなかお目にかかれない要素で、入れるのには勇気がいる。なぜなら作品が終わってしまうからだ。
そういった意味では、この作品は終わるをよしとした非常にまれな作品と言っても過言ではない。
さらに終わり方も綺麗だ。かゆいところにすべて手が届いた上で、きちんと盛り上がりを入れて終わらせる。さらに引きの余韻もバッチリと込めて終わらせている事はポイント高い。まるでハリウッド映画を見ているかのようなテンポで進んでいくため読後感も最高だ。
問題はグロ描写、不快描写が多々あるところだ。ここでハッキリと客層が分かれるだろう。一部の人間として高潔な存在を浮きだたせるためにその他大勢の人間がゴミクとして描かれており、きちんとゴミクズとして取り扱われるところであまりよい触感にはならなかった。
キックボクシングの試合でメリケンサックと安全靴持ち込まれたような感じだ。やり過ぎでは?と言う気持ちが拭えない。好きな人にはよく刺さるだろう。
買うかどうか
全体として非常に良く出来ている作品のため、グロ覚悟で読める人は読むことをおすすめする
また、Kindle Unlimitedで読み切れるので非常に手軽に読めることは評価したい。