東屋書店

一つのブログは一冊の本である

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私たちが欲しいものはお金でも何でも無くてたった一房の”髪の毛”なんです。

私の書いた本が出ました!!!

画像生成AIで絵を作りたい人必見です~

 

どうもふしめろです。

皆さん良いことしてますか?
よく、ホームレスの人に履いていた靴をあげただとか、学生が連れてきた赤ちゃんを抱きかかえてあやしつつ講義を続けた教授がいるといった海外のニュースを聞くことがあるよね。

そういった話を聞くと、どうも僕はほっこりとした気分になるんだ。なぜだろうと考えて無理矢理答えをつけるなら、人間に生来備わっている「与える喜び」の機能が共感によって呼び起こされたからかもしれない。

 人間は生まれながらにして社会性を身に着けているようだ。カナダのブリティッシュコロンビア大学、発達心理学者3人によるの最新研究によると、「受ける喜びより、与える喜びの方が大きい」という事実は幼児にもあてはまることが判明した。

「受ける喜びより与える喜び」誰かに何かを分け与える喜びは幼児にも存在する(カナダ研究) : カラパイア

PLOS ONE: Giving Leads to Happiness in Young Children

閑話休題

 

お金以外に寄付できる物がある

 僕は結構単純な性格であるので、そういったいい話を聞くと僕も良いことをしたいと考えるんだ。

そう、キミがこの記事を読んでいる間僕は良い奴だ。覚えておいてくれ。Twitterにリプでもくれたら旧知の友のように返事を返そうじゃ無いか。

とはいうものの、そういった良いことをするチャンスというのは偶然通りがかった所に募金箱があったり、そういった施設にドカンと寄付するしか無いんじゃ無いかと考えていた矢先にこんな記事を発見した。

 オーストラリア、メルボルンに住むクリスティアン・マクフィラミーは、小児ガンについてのテレビCMを見た。当時6歳だったクリスティアンはそこですぐに親を質問攻めにしたという。

 それはガン治療で髪の毛が抜けてしまった子供たちにかつらを作るため、髪の毛を寄付を募るチャリティーCMだった。母親のディアナ・トーマス(28)は、それをクリスティアンにわかりやすく説明した。

 2012年12月に何気なく交わされた親子の会話は、単なる会話では終わらなかった。それからというもの、クリスティアンは決然と髪を伸ばし始めたのだ。事情を知らないまわりの子供たち、果ては大人からもからかわれながらも、決して伸ばすのをやめなかった。

小児がんの子どもたちの為、自らの髪の毛を2年半伸ばし続け寄付した8歳の少年の愛と勇気(オーストラリア) : カラパイア

 

Wow Fantastic!

 

信じられない! まさかお金を使わずにそんなことが出来るなんて!

そして記事下部のリンクを見て再度目を疑ったね。彼が髪の毛を寄付した団体と同等のの活動をしている団体が日本にもあるだなんて!

 

Japan Hair Donation & Charity

Japan Hair Donation & Charity

Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)は、頭髪の悩みを持つ18歳以下の子供たちに、100%寄付された髪の毛を使って『フルオーダーメイドの医療用ウィッグ』を作り、無償でプレゼントしている、日本で唯一の特定非営利活動法人です。

 すげぇ! 今すぐ自分の髪の毛を切って送ろう!

 

と僕は思った。しかし、要項の所を見ると

ウィッグに使用できる最低の長さは31cm以上

とあるじゃないか。

僕の髪はどう計っても最長8cmぐらいだ。僕は一瞬絶望の淵に立たされたがこの記事を書いている間僕は良い奴になろうと決意したんだ。どうすれば良い? ずっと考えたが答えはずいぶんとシンプルでクールだった。(いつだってそういうもんだろ?)

そうだ僕にはブログとTwitterがあってそれぞれに親愛なる読者の皆がいつも味方に付いているじゃ無いか! 

とね。これで怖い物なしだ。そう思った。

だから僕は早速この記事を書いているというわけさ。つまり、この情報を出来るだけ拡散しようと思ったわけだ。ネットの力を最大現活用するって最高にクールだろ?

 

なぜ拡散が必要なのか? 2つの理由

単純に髪の毛が必要って事実がある。

まず彼らが言うには1体のウィッグにはおよそ20〜30人分の髪の毛が必要らしい。

 これを見る限りメンズウィッグでも結構な長さが必要だって事がわかる。僕みたいに8センチくらいで事が済むのは生えてる奴だけってわけだ。そして、振り返って先ほどの団体のホームを見てみよう。画像で申し訳ないがこういうのが目に飛び込んでくる。

gyazo.com

上の数字はこの団体がウィッグを提供できた人の数だろう。そして下の順番待ちの人数を見て貰うとまだ107名が待っているようだ。

しかも先ほどの情報と照らし合わせると残りの人に回りきるまでに提供されなければならない髪の数は、ざっくり計算で100*20~30=2~3000人

どんだけ必要なんだよ! びっくりだな!

しかも、ロングヘアのウィッグ希望が多いってそりゃ集まりにくいわい! 31cm以上の髪を持ってる人なんてなかなかおらんぞ。一体どんな子が必要としとる・・・あっ!

 

活動報告(リンク先記事 無断転載厳禁)

 

女の子ばっかりじゃ無いか・・・そりゃそうだよね。女の子が頭髪の悩みを抱えたまま小学生になったり、中学生になったり、高校生にとか多感な時期2回も通ってるじゃねえか! どんな環境でも心が歪むぞこれ。

 

必要としている人が知らないという可能性

そして2つ目の理由は、冷静に考えれば思いつくことだがこの狭くて広い日本で人毛ウィッグを必要とするほど頭髪に悩みを抱える人間が100人ぽっちで効くはずないってこと。冒頭で引用した男の子の話は小児がんの子供達に向けてと言う話だが、小児がんだけでも全国で2,000人前後は患者がいるそうじゃ無いか。これも単純計算で4~60000人もの髪の毛が必要となってくる。それに頭髪の悩みは小児がんに限ったことじゃないだろう。僕が知らないだけで他の要因で頭髪に悩みを抱える人もいるはずだ。例えば火事で頭に大きくやけどを負ってしまって・・・とかね。

何が言いたいのかというとこの団体が提示している必要としている人の数は氷山の一角にすぎないかもしれないってことだ。

 

どうも活動報告を見るとこの団体はテレビに取材されていたようだが、テレビはピンポイントでその番組を見て居なきゃダメだ。もしも見逃していたらその子達には一生縁の無い事となってしまう。

なんか悲しくないだろうか? 知らなかったら取り残される情報化社会って奴だ。でも、過ぎ去った情報をこうして固定化して再度新鮮な状態で世に放つことが出来るのも情報化社会の良いところである。

冒頭の記事が無かったら僕はこの記事を書いていないからね。しかもそれは2015年の記事だ。

だから、2つ目の理由をまとめるとこんな情報があったよと拡散してほしいって事だ。あわよくばこれをネタにしてブログ記事を書いてくれても良いし、ほんの10文字足らずのツイートするだけでも良い。僕のブログ名を出さなくてもかまわない。何ならこのネタを使ってカツラを売りまくっても良いさ。僕だってこのブログにアマゾンアフィリ張ってるしグーグルアドセンス載せてるからね。偽善だって言われても商品を一個売ったらその分買った相手に価値を提供してるんだから。

 

閑話休題

 

とにかく、拡散が必要なのは髪の毛を提供してくれる人を集めるためでも、ウィッグが必要な人を集めるためでもあるんだよ。

僕はこの記事を書き終わるまで良い奴だから臭いことをいろいろ言ったけど、最後に1つだけ言うのであれば、幸福は人類の義務だってことさ。