PCにはなくてはならない周辺機器というものがある。
キーボード、マウス、モニタ*1、外付けドライブ。
そして、アルコールペーパーだ。
キレイ好きというわけではないけれども
キーボード、マウスといった人の手がよく触れるものには必ず皮脂が付着する。その皮脂を放置しておくと当たり前のように雑菌が繁殖し不衛生だ。それを解決するのがアルコールペーパーなのである。
とりあえずキーボードに目を落としてほしい。もしあなたがPCゲームをよくやる方ならWASDとZXCキーに皮脂が付着していることだろう、普段よく左手が触れる以上そこには雑菌が繁殖しておりゲームプレイのたびに指に雑菌が付着し、その指で何かを食っているわけである。毎日とは言わないが気が付いた時には定期的に掃除したい。
右手も例外ではない。マウスには当たり前のように皮脂が付着する。掃除してない場合は特に左クリックボタンには指の跡がうっすら見えるはずだ。また、ホイールの溝にも皮脂は溜まっている。爪で押し出せば塊が出てくることだろう。
これらの皮脂汚れを掃除するにはアルコールペーパーが最適で、水で濡らしたウエットペーパーは皮脂は取れるかもしれないが菌を伸ばして広げるだけだ。せめて除菌もしくは消毒と書いてある奴を選ぶといい。
スマホとアルコールペーパーの相性が最高
もちろんPCだけではなくスマホにもアルコールペーパーは相性がいい。というかスマホこそアルコールペーパーがないとだめな気がする。
四六時中べたべたスマホを触っているともちろん皮脂汚れが付くのだが、それ以上にどこで何を触ったかわからないような手でスマホを触るわけだから雑菌の量やバリエーションはキーボード・マウスの比ではない。まさに細菌の玉手箱や~!
というわけでアルコールペーパーで拭こう。食事しながらスマホ触る人は特に念入りに拭こう。
PC自作にもアルコールペーパーは必須
PC自作をするときにアルコールペーパーは必須だ。まあなくてもいいんだがあるとかなり助かる。
いつ使うのかというと、塗られたCPUグリスをふき取るときに使う。
CPUグリスは粘着力が高くとても取りにくい。ティッシュを使えば紙が持っていかれるし、硬いものでこすり落とすのも少しだけ残ったり溝に入ったりしたものは取りにくい。
しかし、アルコールペーパーなら紙は持っていかれないし、溝に入ったものもふき取れる。そして水ではないのできれいに蒸発してショートもしない。
なので何度グリス塗りを失敗してもアルコールペーパーを用意してあれば問題ないし、CPUクーラーの換装時には必ず必要になるアイテムだ。
どのアルコールペーパーを買えばいいのか
というわけでアルコールペーパーを親愛なる読者の皆様には買っていただくわけだが、じゃあどのアルコールペーパーを買えばいいのかという話になる。
一番のおすすめはエリエール 除菌できるアルコールタオルウイルス除去用スライドBOXタイプだ
しかしこれはなかなか売ってなく、ネットで買えるのはアスクルだけのようだ。
これを選ぶ理由はこのケースが非常に乾きにくい構造のためにある。最悪ケースだけ何とか入手したらあとはほかのメーカーの詰め替え用を買って入れてしまってもいいかもしれない。*2
二番のおすすめはその他のボックスタイプアルコールペーパーだ
ぱっと買えるのはこのシルコット社のだろう。
なぜ僕がボックスタイプを推すかというと、ボトルタイプは詰め替えしずらい上に不注意で開けっ放しにしてしまうとふたを閉めた時に少し隙間が開いて乾きやすくなるためだ。その点BOXタイプはふたを閉めた時にカチッとロックがかかるのでたとえ蝶番が悪くなっても口が閉じるので乾きにくいのだ。
三番のおすすめはボトルタイプだ
先ほどボトルタイプのデメリットを言ったが、では逆にBOXタイプのデメリットは何かと考えると枚数の少なさだ。ボトルタイプの詰め替えがおおむね100~70枚あるの対し、BOXタイプの詰め替えは40枚前後だ。
もし日ごろから大量に使うという環境であればBOXタイプよりも経済的なボトルタイプの方がいいだろう。
とりあえずそんな感じだ。アルコールペーパーはあって困るものではないので一つぐらい机の上に置いておくことをお勧めする。
特にPCゲーマーならなおさらだ。
それではまた。ふしめろでした。