どうも、ふしめろです。
iDeCoを始めるに当たり、避けては通れないのが投資商品つまり、ファンドの選定です。
今回は楽天証券iDeCoにあるセゾンシリーズの取扱商品を見ていきます。
このページを初めて見る人のためにところどころ簡単な解説をつけていますのでご了承ください。
セゾンシリーズはセゾン投信の商品を乗せている訳なので、商品説明はセゾン投信のページへ行くと良いでしょう。
- 比較的わかってる人向けのまとめ
- 交付目論見書を読んでいこう!
- 商品分類と属性区分
- ファンドの目的・特色
- 投資リスク
- 運用実績
- 手続・手数料等
- このファンドで運用したらいったいいくらになるのか?
- まとめ
比較的わかってる人向けのまとめ
さて、今回のファンドはいささか特殊なファンドです。
運用方針を見てみましょう。
運用方針
投資対象ファンドを通じて主として世界の株式に幅広く分散投資。それぞれの地域に強みを持つ運用会社のファンドへ投資。成果が上がるまで時間をかけて待つ運用スタイルをとり、長期的な資産形成に適したファンドを目指す。原則として為替ヘッジを行わない。
投資会社によって強みとするエリアはやはり違います。なので、ある特定の地域に投資をする場合はその運用会社を使った方がいいわけですね。そして、投資の成果が出るまで粘り強く待つというなかなか珍しいファンドです。
では、このファンドを長期投資信託3つのポイントに照らし合わせるとどうでしょうか?
1.純資産額が30億円以上かどうか:○
このファンドは約437億円と申し分ない純資産額です。このレベルの純資産額を持つファンドは今までに数個しか出てないので素晴らしいですね。
2.信託報酬手数料は1%以下、または0.5%以下か:×
信託報酬手数料が1.55%とかなり高い数値ですね。複数の運用会社に投資を行うとその分信託報酬手数料がかさみますのでそのせいでしょう。
3.一国の景気に左右されないか:○
世界中に分散投資していますので問題ないですね。
総合評価:運用方針のせいで投資リスクが極まってる
このファンド自体は素晴らしいファンドです。下のリスクリターンを見ていただくとわかるとおり、5年のリターンが21%ととんでもないことになっています。毎年20%もお金が増えるのであればそれだけでうはうはですね。
しかし、交付目論見書を見るとこれだけの高いリターンを出す以上投資リスクの大きさは過去例を見ないほどに大きくなっていますね。
このリスクを飲めるのかは人によりますが、それこそ債券ファンドを購入しリスクを減らす手を打っても悪くないですね。
以下商品解説
交付目論見書を読んでいこう!
今回は楽天証券のiDeCoで取り扱っている海外REITクラスの一つ
を詳しく見ていくことにしましょう。
まずは上記ファンドページのチャート左下から
- 目論見書
を展開しましょう。
目論見書(交付目論見書)というのは該当するファンドのすべてが図や絵を多用しできるだけ分かりやすく書いてある資料です。
これさえ読めばこのファンドの9割を理解したと言っても過言ではありません。
商品分類と属性区分
さっそく、「このファンドがどういった物なのか?」を2ページ目の商品分類と属性区分から重要な項目だけ抜き出しましょう。
- 投資対象地域:内外
- 投資対象資産:資産複合
- 補足分類:無し
- 投資対象地域:グローバル(日本を含む)
- 投資形態:ファンド・オブ・ファンズ
何を言っているかさっぱりな人用にまとめると、
このファンドは世界全体の複数の資産に投資するファンド・オブ・ファンズ方式のファンド(投資信託)ですと言うことです。
つまり、このファンドはだいたい何にでも投資すると言うことになります。次のファンドの目的・特色に行きましょう。
ちなみにファンド・オブ・ファンズという聞き慣れない用語が出てきましたが、それについてはファンドのしくみで説明します。
ファンドの目的・特色
さて、ここではこのファンドがどういった運用を行うのか、どういう特徴があるのか? を分かりやすく説明してくれる部分です。
ファンドの目的
まずファンドの目的を読みましょう。この目的というのは運用方針です。
「このファンドはどのように皆さんからもらったお金を投資していくか?」
ということが書いてあります。
主として、投資信託証券を中心に投資を行い、信託財産の長期的な成長を図ることを目的として運用を行います。
-交付目論見書より
とりあえず、投資信託証券つまり投資信託を買い集めて運用するというわけです。
この方法だと各投資信託の信託報酬手数料がかさむので信託報酬手数料が高くなる傾向があります。
ファンドの特色
ファンドの特色ですがファンドの目的以上のことは言っていないので飛ばします。一応読んでおいてください。
ファンドのしくみ
ここではファンド・オブ・ファンズとは何かということがファンドの特色の中に図で分かりやすく説明されます。
今までのマザーファンド形式は、このファンドと投資対象の間にもう一つファンドが入ると言うことでしたが。なぜそんなことをするのかと言うと運用効率化のためです。
マザーファンドは、「親ファンド」とも呼ばれ、ファミリーファンド方式において、投資信託の運用・管理を効率化する目的から、複数のファンド(=ベビーファンド)の資金を集めて合同運用するためのファンドをいいます。
しかし、この方式の弱点はマザーファンドが一種類の投資クラスしか取り扱っていないことがままあるため複数の投資クラスに資産を投資する場合に不便であるということが言えます。なので、既存のマザーファンドとは全く別の投資クラスを取り扱うマザーファンドをもう一つ組み合わせることでこれを解決することが思いつきます。
そして、それを実行し複数のマザーファンドを利用して投資を行う携帯をファンド・オブ・ファンズと呼ぶわけです。
結構ざっくりとした説明で申し訳ないですが、実際しらなくても投資は出来るので気にしないでください。
その下にはそのほかのファンドの説明がありますが飛ばします。読んでおいてください。
投資リスク
投資リスクの定量比較
ここでは投資リスクがどんなものかと言うことが書いてあります。
投資リスクとは騰落率(値上がったり値下がったりすること)の振れ幅の大小を指して言うのでこれを覚えておいてください。
ここでは棒グラフを見ます。これはこのファンドがほかの代表的な資産クラス(外国株や債券)と比較してどのくらいの投資リスクがあるかと言うことを表示しています。
-交付目論見書より
この場合は投資リスクが大きいことに留意してください。
運用実績
ここで見るべきは純資産グラフと、分配金の推移です。
-交付目論見書より
まず純資産グラフですが、この純資産グラフが右肩上がりか少なくとも横ばいかどうかをよく見ましょう。最悪右肩下がりでも基準価格とグラフと連動していれば許容範囲です。これがもし右肩下がりであれば買ってはいけません
なぜかというと、この純資産というのはこのファンドが持つ運用可能な金額のことです。この金額が30億未満だと状況に合わせた柔軟な投資活動ができず身動きが取りにくくなるようです。なので、右肩下がりというのはこのファンドの命運は先細りしていることを意味しており、このグラフは非常に重要です。
次に分配金です。これは分配金が過去払い出されていたかを見ることができます。
意外に思われるかもしれませんが、ここは分配金がないことが優良ファンドの証です。
基準価額・純資産の推移
今回の場合は純資産額が右肩上がりになっていますね。もんだなさそうです。
分配の推移
分配金はスクリーンショットしていませんが、出ていないので問題ないでしょう。
手続・手数料等
ここではファンドを運営している人たちに払うためのお金がどのくらいかかってくるのかが書いてあります。
一般に信託報酬と呼ばれる物で、これが最終リターンに大きく関わってきます。
ファンドの費用・税金
ここの信託報酬欄に信託報酬が年何%かが書かれています。
たとえば年10%のリターンを上げたファンドがあり、その信託報酬が5%であればそのファンドのトータルリターンは5%となります。
今回取り上げているファンドでは諸々足して1.55%と結構高い信託報酬手数料です。
これで交付目論見書の解説を終わります。
このファンドで運用したらいったいいくらになるのか?
今回のファンドはバランスファンドのため、モーニングスターからトータルリターンを適用しましょう。
30年運用してみた
30年は10年年利を適用して5.97%です。
元本360万に運用益約638万です。
まとめ
バランス型ファンドのセゾン資産形成の達人ファンドを見ていきました。
良いファンドではある物の、信託報酬手数料が高いことと投資リスクがそこそこ高いことを覚えておきましょう。
それでは、投資は自己責任で!