どうもふしめろです。
今回は楽天証券iDeCoのうち、国内債券クラスの紹介がすべて終わりましたので、もう一度簡単に各ファンドを紹介した後国内債券クラスの中から選ぶとしたらどれがいいのか? と言うことを考えていきます。
投資信託の選び方
さて、投資信託の選び方は毎回の記事の上部でご説明しているとおり、以下の3つのポイントがあります。
- 純資産額が30億円以上かどうか
- 信託報酬手数料は1%以下、または0.5%以下か
- 一国の景気に左右されないか
そして、この3つのバランスが最も大事であるというのが行間にあるのですがそれは別の話で、もう一度各商品がどういった評価なのかを確認してみましょう。
すでに見ている人はざっと見でOKです。
たわらノーロード 国内債券
1.純資産額が30億円以上かどうか:△
2.信託報酬手数料は1%以下、または0.5%以下か:○
3.一国の景気に左右されないか:×
明治安田DC日本債券オープン
1.純資産額が30億円以上かどうか:○
2.信託報酬手数料は1%以下、または0.5%以下か:△
3.一国の景気に左右されないか:×
総評:債券なのでどっちもどっちな運用成績
何度も言っているとおり、国内債券ファンドの大部分の資金が日本国債に流れているため、どうのこうの言うのはなんとも物悲しい気がするのは僕だけでしょうか?
とりあえず投資しておけば大きくお金が増えるわけでもなく、大きくお金が増えるわけでもなく、のらりくらりとお金が揺れ動いていくのが債券クラスなので、激しく変動するほかの投資クラスのクッションとして採用する価値があります。
買うべきファンドはこれだ!
さて、本題に戻りまして今回国内債券クラスで購入に値するファンドはどれなんでしょうか?
僕の見解ではこちらのファンドを購入してもいいと考えています。
では、このファンドの何がいいのでしょうか?
信託報酬手数料の安さと日銀2%の壁が決め手
さて、このファンドを選んだ理由は二つあります。
一つ目は信託報酬手数料が安いからです。
二つ目は日銀の物価上昇目標の年2%の壁が存在するからです。
まずは二つ目の日銀2%の壁を説明します。
日銀は2013年に消費者物価の前年比上昇率2%を目標として掲げています。
こうした点を踏まえ、日本銀行は、2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、これをできるだけ早期に実現するという約束をしています。
より詳細な内容は「金融政策運営の枠組みのもとでの『物価安定の目標』について」 [PDF 133KB](2013年1月22日公表)をご覧ください。
簡単に言えば、現在100円の物が来年には102円で売られるようになると言うことなのですが、これは現在貯金しているお金が年-2%目減りしていくと言うこととイコールで結ばれます。
僕の説明が下手なので感覚的に受け入れられない人もいるかもしれませんので、こちらの分かりやすい説明をされているサイトをご覧ください。要はこういうことです。
そして、今回二つの債券ファンドの長期リターンはどちらもだいたい3%弱です。そこから毎年目減りしていく2%を引いたら残りは1%でそこから信託報酬手数料を引くとどちらが多いでしょうか?
そう、0.838%のたわらノーロード 国内債券のほうです。
よって、たわらノーロード 国内債券を購入するのが国内債券クラス二つのファンドの中ではベストと言うことになります。
最後に
日銀2%の壁は国内債券クラスに限らず、前回の国内株式クラスやこれから紹介していくすべての投資クラスに必ず襲いかかってくる物です。
なので、うまいことファンドを組み合わせて年2%+信託報酬手数料以上のリターンを挙げることができれば勝ちとなります。
このことは常に頭に入れて投資に望んでいきたいですね。
それでは、投資は自己責任で1