はじめに
どうもふしめろです。
今日は避けては通れない道である、自分がオーバーウォッチでどのくらい弱いかを知る方法をお教えしようと思います。
これを理解して対策が取れるようになればあなたのプレイスタイルは大幅に変わり、ランクマッチのSkillRatingを上げていくことが出来るようになるでしょう。
前回の記事でも言いましたが、
ゲームに勝つには今の自分がどの位置にいるかを知る必要があります。 自分を知ることによって諸々の努力が実るのです。
自分がオーバーウォッチでどのくらい強いかを知る方法 - 東屋書店
この自分の腕前を知ると言うことが何よりも難しいのは皆さんご存知の通りです。この度マスターオーバーウォッチがパーセンタイル表記(後述)となり使いやすくはなったものの、
「自分が上位何パーセントなのは分かった。では自分よりもう一つ上のランクはどのくらいキルしているのか? ダメージを与えているのか? 回復しているのか? そして、そういったプレイヤーの数はどのくらいの量いるのか」
と言ったようなことはわかりません。なので今回は新たな統計サイトを発見しましたのでご紹介いたします。
是非オーバーウォッチリーグに向けて最後までお付き合いください。
集計されないエラーについてはこちら
Overbuffの集計エラー回避方法が判明した - 東屋書店
- はじめに
- OVERBUFFで自分のプロフィールを確認しよう
- ID別infoの見方
- パーセンタイルについて
- パーセンタイル(percentile)
- ヒーローカードの見方
- 改善例-D.VAの場合
- 改善例-ラインハルトの場合
OVERBUFFで自分のプロフィールを確認しよう
さて、まず最初にこちらのOverbuffで自分のプロフィールを確認しましょう。
このOverbuffは自分があるキャラクターでプレイした全マッチの平均値を使って、Overbuffのデータベースに登録されている全プレイヤーのうちどのあたりに位置するかを教えてくれます。
例えば、毎ゲーム5000ダメージ前後の活躍をしているということが平均値からわかるとします。では毎ゲーム5000ダメージ分の活躍という物は一体、OverWatchプレイヤー全体からみたらどのくらいの位置にいるんでしょうか?
もしも、平均6000ダメージを出すプレイヤーが登録プレイヤーのうち半数以上居るのであればもう少し頑張らないといけませんし、平均4000ダメージを出すプレイヤーが半数以上であれば、あなたはいい仕事をしているという話になります。
なんとなくつかめてきましたか? つまり、このサイトではライバルマッチレートだけじゃ分からないあなたの真の実力がわかると言うことです。
確認方法
まずはページ上部にあるこの欄に自分のIDを入力します。
入れ方はマスターオーバーウォッチと同じです。
書いてある通り、PC版だったらバトルネットタグ、プレステだったらPSN、XboxだったらそのIDをばばーんと入力 僕だったらPC版なので、バトルタグを入力しますこんな感じ。
HushiMelo#1803
ちゃんと大文字小文字を区別し手入力しないといけません。あと#以降の数字も忘れずに。 数字が分からなかったらPC版のランチャーを開いて右上の人マークをクリックしてここを確認。
自分がオーバーウォッチでどのくらい強いかを知る方法 - 東屋書店
そうして入力するとこんな画面が出てくるので、
自分の名前がついたカードをクリックします。そうすると自分のプロフィールページが出てくるのでこれにて準備完了です。続いて見方を解説していきます。
注意
日本語IDだと検索しても文字化けして見れない事がありますが、しばらくすると見れるようになったので、少し時間をおいてみると良いかもしれません。
ID別infoの見方
まずは上段のパネルから行きましょう。基本的にはマスターオーバーウォッチとほぼ同等です。
左側
Overview
言わずと知れた概要タブです。
よく使うヒーローや、よく使うロール、統計グラフ、直近のゲーム情報、メダル数、累積統計数を見ることが出来ます。
Heroes
ヒーローごとの統計を見ることが出来ます。
Records
記録です。様々なベスト記録などを見ることが出来ます。
現在はWinsとなり、勝利数だけ表示されるようになりました。
Trends
統計グラフです。ウィンレート、キル数、オブジェクトキル数、オブジェクトタイム、ダメージ、ヒーリング、デス数をグラフで見ることが出来ます。
右側
右側は変更がありました
SKILL RANK
SKILLRANKです。次に述べるSKILL RATINGによって変動します。
ここではパーセンタイルという概念が用いられており、15%と成っていますがこれは下から数えて15位と言うことが示されています。
マウスオーバーで順位的な物が出てきます。
SKILL RATING
ランクマッチで上下する数値のことです。こちらは説明いらないでしょう。
ON FIRE
オンファイア時間です。多分これはプレイ時間中何パーセント燃えているかと言うことです。
Wins
これは勝利数です。
QUICKPLAY/COMPETITIVE
クイックプレイとランクマッチで統計がわかれているので切り替えボタンです。
歯車
各種設定に飛びます。
パーセンタイルについて
さて、さきほどパーセンタイルという聞き慣れない単語が出てきました。ここから重要になってくるのでしっかりと理解しましょう。
これは一体何を意味する数値なのでしょうか? こちらの引用をご覧ください。
パーセンタイル(percentile)
計測値の分布(ばらつき)を小さい数字から大きい数字に並べ変え、パーセント表示することによって、小さい数字から大きな数字に並べ変えた計測値においてどこに位置するのかを測定する単位。
例えば、計測値として100個ある場合、5パーセンタイルであれば小さい数字から数えて5番目に位置し、50パーセンタイルであれば小さい数字から数えて50番目に位置し、95パーセンタイルであれば小さい方から数えて95番目に位置する。
このようにパーセンタイルは全体における自分の位置を測定する単位として用いられ、企業年金においては年金ALMにおいて計算された数値を説明するのに用いられることがある。
そう、全体を100分割したときに自分は下から数えてどの位置にいるのか? がパーセンタイルで導き出せる数字なのです。なのでこれは大きければ大きいほどいいと言うことになります。また、数字を100で引けば上位何パーセントとかが分かります。
そして、このパーセンタイルこそが自分の弱点を知る上で最も重要な要素となります。
なぜならこのOverbuffは自分の使用しているヒーロのキルデス数、ダメージ数などの平均値を引っ張り出し、それを全体のに混ぜ込んだ時のパーセンタイル位置を教えてくれるのです。他の人と比べてここが優れている劣っているというのが一目で分かります。
よって、もしあるキャラで行き詰まりを感じている場合にこのパーセンタイルを表示してくれるOverbuffを参照すると、明らかに外れ値じみた要素が見つかります。それがあなたの弱点であり、改善すべき部分です。
なので、これからそれがどうやって表示されるかと言うことを僕のプロフィールを使って解説していきます。
注意
あくまでOverbuffに集計されている人達を全体としてみているので、世界でどうのという話ではないようです。skillratingのパーセンタイルにマウスオーバーして出てくる数字は現時点で17万6千人ちょいなので、公式発表の1000万人突破*1という情報からは大幅に乖離しています。
しかしながら、ランクマッチをプレイしない人も居ますし実装されたばかりなのでランクがまだ出てない人も居るはずですので母数としてはもうちょっと増えそうです。
ただし、17万人もいてたまたまこのキャラ使えるのが自分だけだったと言う事態はそうそう発生するわけがありません。パーセンタイルの数値は十分信用できるはずです。
ただ、そういう絶対数と数字的な乖離はあることは頭には入れておいてください。
ヒーローカードの見方
さて、まずは僕がよく使っているD.VAのヒーローカードを見ていきましょう。
このカードはクイックプレイのOverviewタブで出てくるカードです。
まずはどんな情報が表示されているかを解説していきます。
エリア
まず、カードには線がひかれて3つのエリアに分かれています。
上部
ここはそのキャラの使用統計が出ます。
- 名前
- QUICKRANK
- QUICK SCORE
- 勝敗ゲーム数
- メダル獲得平均
- 使用時間
- ウィンレート
- オンファイア
この中でも、QUICKRANKはそのヒーローを使ったときの順位となります。つまり、僕は100-54=46でD.VAであれば上位46%にいると言うことになります。また、全プレイヤー中上位1000位ほどになると、パーセンテージでは無く#654みたいな感じで順位が表示されます。
このQUICKRANKは最低でも30試合をしなければ表示されません。このOverbuff上ではたった一回のベストゲームを持つプレイヤーよりも数多くプレイしているプレイヤーの方を信頼します。なので、このサイトで別途提供されているランキングに乗りたい場合は最低でも100試合をしなければ表示されません。
左部-全ヒーロー共通要素
ここは全ヒーロー共通の要素が並びます。
左上から右へ順番に
- キル数
- オブジェクトキル数
- オブジェクトタイム
- ダメージ数
- デス数
全て1ゲーム平均値です。
各数字の下に伸びる棒グラフがパーセンタイルグラフです。これが右に行けば右に行くほど上位という話になります。マウスオーバーすればパーセンタイルの順位が出ます。
右部-ヒーロー別要素
線で仕切った右側はヒーローごとに変わってきますのでここでは全ヒーローの解説はしませんが、この部分と左部のヒーロー共通要素を組み合わせて見ることによって改善を図ることが出来ます。
青と赤の矢印
カード右側の数値に青と赤の矢印が着いていますが、これにマウスオーバーすると、何日間でいくらいくら数字がよくなったと言うことが分かります。よくなったと表現するのはデス数は下がれば青矢印が付くからです。基本青矢印が付けばOKです。
ヒーロー詳細
次にカードをクリックすると、ヒーロー詳細画面に飛びます。
上部
上部には先ほどの統計情報の全体分布グラフが表示されています。グラフ棒をマウスオーバーすると、該当のパーセンタイル順位とその順位での数値が出ます。例えばキル数の一つ上のグラフ棒は60位を指しており、14.86のキル数であると言うことが分かります。
中段
グラフを見ることが出来ます。各要素の日数変化を見ることが出来ます。
下段
メダルと累計成績、そして最近の活動を見ることが出来ます。
もし、なにかを改善しようと思ってプレイをした場合はこちらを見ることによって達成できていたかを一目で見ることが出来ます。
ではいまからこのD.VAと同じタンクの中でも苦手なラインハルトのカードを持ち出して改善例を考えてみましょう。ちなみに、キャラカード情報は昔の物です。
改善例-D.VAの場合
原因
さて、この場合左側はパーセンタイルが50を越えているのでまあまあ活躍できているのでしょう。しかし、返って右側のヒーロー別要素では軒並み低いパーセンタイル値をたたき出しています。
この中でも注目すべきは右側中央下段のメックリコール45%の値です。
なぜこの値に注目するのか? と言う話ですがD.VA運用で一番重要なのはメックが壊れた後の立ち回りです。メックが壊れても本体は無事なので遠くからちまちま打ってればメックを再召還して前線に復帰することが出来ます。
しかし、再召還率45%と言うそこそこ良さそうな数字でもマウスオーバーすると22パーセンタイルというダメダメな結果です。
と言うことは、全体からするとメックの再償還率が48-50%はあるのが普通と言うことです。
なぜ今48%と言う中途半端な数字を出したのかというと、ヒーロー詳細画面で棒グラフをマウスオーバーして確認したからです。
対策として、メック破壊後の立ち回りを考える必要があります。
対策
これを解決するにはメック破壊後にすぐに後方にさがり、物陰に隠れると言う手法をとる必要があります。また、メック再召還を早めるためには相手にブラスターを命中させればいいので、できればラインハルトの後ろに隠れて打っていきたいです。
と言うことはあまり出過ぎず物陰に隠れやすそうな位置にブーストで飛んで行くといったたちまわりをする必要があります。
なので、次回から建物の入り口付近で戦い、壊れたらす隠れて一目散に本陣に戻ると言った立ち回りをする必要があると言うことが分かります。
改善例-ラインハルトの場合
さて、練習中のラインハルトですがひどいパーセンタイルです。
原因
このグラフを見るだけでどう言う立ち回りをしているか一目で分かります。ブロックダメージが14,000で右に振れ切っています。一方キル数が異様に少なく、確認してみると中央値が毎ゲーム平均10キルということなので。僕は基本ペイロードや、ポイント回りに張り付いて盾だけ構えていると言うことがわかります。
改善するべき場所としては、全体的にキル数が少なすぎると言うことが上げられます。全体分布を見ると、1ゲームで平均10キルを取るのが普通のようです。なので僕はあと5キル取ることを考えて動いて行く必要があります。
対策
そのためにはチャージやウルトのキル数が低いのを考慮し、各種スキルを使って積極的にキルを取っていく必要があります。
また立ち回りの勉強が必要なのでラインハルト動画を見ていく必要があります。
以上でこのOverbuffを使えば対策を立てて弱点を克服することが出来るという意味が分かりましたでしょうか?
是非積極的に使用してみてください。
また、こちらの記事も参考になると思います。是非ごらんください。
*1:現在は2000万人