どうもふしめろです。
テスラモデルSに試乗してきました。それで思ったことを簡単に書いていきます。
テスラの試乗に来ました pic.twitter.com/MMl4XqUPIg
— ふしめろ@VRchat沼にハマった (@hushinomiya) 2017年6月14日
なお試乗したのはテスラモデルS最上位グレードのP100Dです。
市販EV初の航続距離600km超え&0-100km/hで2.7秒というテスラ「モデルS P100D」 - GIGAZINE
2.7秒の加速は異次元
適当に運転免許証の確認やらをして試乗が始まるわけですが、「まずは私があれこれ説明しながら運転します」とスタッフの人が運転席に僕は助手席に乗り込み全体的な説明をしてくれました。
「この中央にある大きいモニターでこの車のすべてが操作できるんですよー」とぺたぺた触り、各種設定などを教えてくれていざスタート。
スタッフ「ちなみにジェットコースターに乗っても特に問題は無いですか?」
僕「えっ、ああはい。大丈夫ですけど」
スタッフ「では今から0-100-2.7秒の加速を体験していただこうと思います。頭をヘッドレストにぴったりつけてください」
ここで僕の心は舞い上がりました。なんせさんざん話題になった2.7秒加速をこの身で体感できるんですよ!!!!
言われたとおり頭をヘッドレストにぴったりつけて、さあこいこいと身構えると
スタッフ「では行きます」
無音で強加速
僕「あはは! すげええ!」
ブレーキ
僕「今のが0-100ですか?」
スタッフ「90キロくらいですね」
テスラの2.7秒加速を味わって来ました。
— ふしめろ@VRchat沼にハマった (@hushinomiya) 2017年6月14日
後ろに落ちる感覚だった
本当にすさまじい加速でした。この感覚は絶対伝わらないのでなんともあれですが、とりあえずジェットコースターで落ちるときの浮遊感が無い感じと言えば伝わるかもしれません。
上のリンクに動画がありますけどたぶん伝わらない・・・
ただ、テスラすごいのはすごいんだけど、じゃあそれってガソリン車でどうなの? と言われるときついものがあるな。
— ふしめろ@VRchat沼にハマった (@hushinomiya) 2017年6月14日
だって普段使いで2.7秒加速いらないもん。
地味に便利な機能
さて、そんなこともあった後に僕に運転が変わり、じゃあ公道を走ってみてくださいという流れに。
当たり前ですが始めて乗る車であの加速をする気にもなれず、ゆったり50キロ程度で流していると、速度計の横に速度制限のようなマークがあり、聞くと道路上の標識を認識して表示してるとのこと。
これはマツダで似たような機能があるみたいです。
あとはリアルタイムで超音波レーダーの具合を表示してくれる機能。一般的な奴は危険域になったらピコピコ言うけども、これは危険域にならなくてもなんかあるよと言ってくれる感じ。
もう一つが中央ディスプレイに常時背面カメラの映像がでかでかと表示される大型トラックによくある機能。構造的にルームミラーで後ろが見にくいこの車には必須でした。
トラック用のイメージ
まあ目立った機能はこのくらいでしょうか? 自動運転は現在高速道路専用なので一般道では使えません。と言われて使ってないのでなんとも言えません。
ただ地味な機能として、道路上の標識を認識して速度計の横に表示してくれる機能と、超音波レーダーのリアルタイム表示は便利だった。
— ふしめろ@VRchat沼にハマった (@hushinomiya) 2017年6月14日
ただこれらって他の同価格帯の車(1000万〜2000万)には備わってないの? という疑問がある。
この性能で900万~2000万の是非
そうしてテスラモデルSが終わったのですが、興奮が冷めた後に冷静に考えてみると、この機能性能で1000万超えはきつい物がある。と言う印象が残りました。
高速上の自動運転はベンツとかであるというのは聞いてるから備わってるだろうし、備わってないのであれば逆になんで?ということにもなる
— ふしめろ@VRchat沼にハマった (@hushinomiya) 2017年6月14日
先ほどもちらっと言いましたが、リンクに貼ったマツダのi-ACTIVSENSEには似たような機能がいくつも存在しているうえに、ベンツでは似たような自動運転機能付きの車を出しているので、現段階の自動運転機能はテスラの専売特許ではないと言うことが言えます。
であるならば、たとえばマツダの代表車であるアクセラは乗りだし300万強、ベンツのEクラスは乗りだし700万強であることを考えると、テスラモデルS最低価格の900万という価格はかなり高い気がします。(75のこと。今回乗ったP100Dは1700万、モデルXは2000万ほど)この高さの分が電気自動車代と高級車代と言うことになるのでしょうけれども、さすがに高すぎるでしょう。
個人的な考えではこのような安全機能は現在生産されているどの車にも標準でつけてほしかった物で、「ついているからこそ1000万~2000万という値段なのだ」というのは何というか話が違う。そのぐらいの値段を出すのであればそんな安全性能やらなんやらはそもそもついてなきゃおかしくて威張るところではない。マツダのi-ACTIVSENSEにベンツの自動運転機能がついてなおかつ、大衆車価格300万前後の車であれば威張ってもいい。と僕は考えます。(なので、1000万~の値段を出すのであればそれ以上の差別化をもっとしてほしい。特に自動運転もなくグレードによってはマツダと同等かそれ以下の安全装備しかないのに高額のブランド料を取ってるレクサス)
そうそう、なんというか欲しい機能全部入りにした車なんだけれども、それは300万程度の車に入れておいて欲しい感じなのよ。
— ふしめろ@VRchat沼にハマった (@hushinomiya) 2017年6月14日
真骨頂の自動運転は未体験なのでなんとも言えないし。
買うなら絶対モデル3
そして、上記の願望をすべて満たすであろう車が今回発売されるモデル3な訳です。
テスラがほとんど情報開示してないから何がどうという話をすることは出来ませんが、完全自動運転に対応する車はどう考えてもi-ACTIVSENSEと同等の性能は持っているでしょうし、自動運転は言わずもがなですね。
そして、そんな車の価格が400万前後になりそうだというじゃないですか。であるならば、テスラで最も買いの車はモデル3だと言うことになります。
なので、僕はそちらにお金を振り分けられるようになったらモデル3を予約することにします。
だからまあ、テスラ買うんだったらマジでモデル3を待ったほうがいい。
— ふしめろ@VRchat沼にハマった (@hushinomiya) 2017年6月14日
それももっと値段落として欲しいけど。
たぶんこれがベストの選択でしょう。