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現実を再発見する

思うにネットから逃げた方がいいのではないか?

 

というのも今現実を遮断された人が大量にネットに流入しているためである。現実が嫌でネットに逃げ出して居場所を作っていたのに、現実の嫌な部分が土足でネットに乗り込んでロープを張り陣地を形成する場面が大量に出てくるだろう。

 

こんなもの悪夢の始まりに等しい。今更気がついてしまった。

 

となると自分はどこにいけばいいのだろうか? おそらく人の居なくなった現実に移動するより他はないのかもしれない。

 

もちろん、ネットは依然にして使うだろうし、その比率はますます上がっていくだろうが、今までのような広範のネットではなく分断されたネットに接続し他の分断ネットとゆるい相互関係を保ちつつ、現実に居場所を構えることが望ましいのだろう。

 

まだこの波は岸辺に届いていないが、水平線の向こう側にうっすらと存在を確認できるだけだ。もしかしたら途中で崩れて消えてしまうかもしれないが用心に越したことはない。

 

おそらく、現行のネットに接独し続けることは危険だ。あまりにも無秩序になってしまう。

シャンプーされながらアベ批判をされてさすがに苦痛だった

白饅頭氏のマガジンを購読させてもらっているが、今回の記事は言いえて妙な話であるなぁと思うわけだが、つい最近僕の身の回りでこの記事のようなことがあった。

note.com

 

コロナ以前に髪の毛を切りに美容院へ行っていたのだが、美容院ではシャンプーとカットを担当する人が別のことがままあり、その時もカット担当の人とシャンプー担当の人が別だった。

 

シャンプー担当の女性は僕の髪の毛を流しながら、お仕事はどうの最近はコロナでどうのと話をしていて僕も適当に返答をしていたのだが、彼女は僕の髪の毛を泡立てながら唐突に安倍首相夫人の花見イベントをもちだしてきたのだ。

 

「そういえばこの間安倍夫人が花見していましたけどバカですよねぇ、コロナなのによくやりますよねぇ」

 

これを聞いた時、よう持ち出してきたなそんなデリケートな話題を、とさすがに驚いてしまった。

 

たしかにそうかもしれない。コロナで自粛がどうのと言う時期の話だったので彼女にとっては非常にホットゴシップな話題だったのかもしれないが、僕にとってはそんなのどうでもいい話題の一つだ。

 

普段から人の悪口陰口は可能な限り避けて、そうした話題になりそうだなぁとなった瞬間話題を変えたりその場を立ち去ったり、意識を別に向けて聞かなかったふりをする八方美人ムーブをしている*1僕は、そんな話聞きたくもないのだ。

 

それに加えてシャンプー中と言うのもたちが悪い。顔も動かせないし耳もふさげないし移動することもできない。せめてもの抵抗で返答をしないという手段に出たが、その中延々とアベ批判の言葉を聞かされるのは本当に勘弁してほしかった。

 

職場に近いこともあり長い間通っていたので、もう一度予約しようかどうしようか悩んではいるが、職場も変わったので次の予約からは別の店にしようと考えているところだ。

 

自民党支持でもないし、どちらかと言うと最近はれいわ寄りではあるが、こんなもの苦痛以外の何物でもない。

 

なのでアベ批判をなさる方はぜひとも建設的な政治提案をして適任者を探すことに血筋を上げて選挙に擁立してほしい。そうでなければ口をつぐみ、黙って投票場に行ってくれ。

*1:たまに血の気が昇ってやっちゃうこともあるけど