やあどうも、ふしめろです。
さて、MOBAというゲームジャンルを知っていますか? LoLが代表的なこのゲームジャンルは世界大会では莫大な賞金も設定されている、一大ゲームジャンルです。
とはいえ、じゃあ今から参加するか? といわれたら、キャラの立ち回りや鉄板のアイテムピック、そして反射神経に動体視力とプレイヤーに要求される要素が多すぎて手を出すのも億劫になってしまいますね。
でも、もし「立ち回り」と「FPSより緩いAimの正確さ」だけを競い合うとなればどうでしょうか? 自分にも芽があるように思いませんか?
コレはそんなゲームです
とりあえずチュートリアル体験動画を先に張っておく(HDで見てね)
ちなみにグラボはGTX560TIという5世代前の骨董品だが、ここまで綺麗な映像が楽しめる。
ゲームの概要
このゲームがほかのMOBAと共通するところや似通っているところは、
- 5対5の10人が入り乱れて戦う
- 最終目標は相手のホームベースをキャプチャする
この2点でしょうか。逆に言うとこれ以外の要素が違うという話になります。
どのように違うかざっくり箇条書きで書いていきましょう。
- 自キャラは戦艦なので動きが遅くかつ超巨大で常に動く的状態
- そのためゆっくり動く的を偏差も考慮に入れ、良く狙って全弾命中させ続ければキルを取れる
- マップは5つのエリアに分かれており移動するにはジャンプ(ワープ)する必要がある
- 5つのエリアのうち、相手の陣地に行くルートは2本だけ(普通のMOBAは3本が一般的)
- ミニオン(同行するちっこいNPC)はいない
- よってタレットタワー(ミニオンとかを自動的に攻撃する初期設置物)がない
- タワーの代わりにリソース(経験値的な物)を算出する施設がある
- 個人レベルの代わりにチームレベルがある
- チームレベルを上げるにはリソースを一定量得る必要がある
- よって中立モンスターなどのNPCは存在しない
どうでしょうか? LoLなどのMOBAを知っている人からしてみればかなり違うとびっくりされると思います。そしてこうも思うでしょう。
こんなのシンプルすぎる本当に面白いのか? っとね。
まあ、そこの所はゲームレビューを本業としているところに譲り、この記事では冒頭にあるチュートリアル動画のように大まかなゲームルールと流れを出来るだけわかりやすくお伝えすることにする。
『Fractured Space』レビュー チームバトルは星の海へ。映像スペクタクルに満ちた宇宙戦艦MOBA、発進 | AUTOMATON
ゲームの目的
このゲームの最終目標は5人のチームでマップ上部にあるエネミーベースつまり敵の拠点をキャプチャすることだ。
敵ベースに行くには両端にあるαまたはβエリアの一際大きい円で表示されている4つの前線基地のうちの敵側二つ。そのどちらかを取れば良い。
前述の通りミニオンやタワーは無いので取るか取られるかの純粋なpvpを楽しむことが出来る。
チームプレイ
また、MOBAということでチームプレイが重視されるのは当然ではあるが、このゲームでは特にチームプレイが重視される。それは、ゲームデザイン的に火力を集中させればさせるほど相手をキルしやすくなっていることからも見て取れる。
前、中、後、の3ブロックを上下二つに分けた計6つの装甲。
このどれか一つが破壊されると、その部分から火の手が上がり、次からそこに被弾した場合、二倍のダメージが与えられる。(例えば1番が剥がされたら1番に当たる弾は次から2倍のダメージだ)つまり、二隻の艦で協力し敵艦のごく一部をピンポイントで狙い続ければ装甲はすぐに剥げ、瞬く間に2隻*2倍ダメージ=4隻分の攻撃力に変貌するというわけだ。
もちろんそう成らないように、個人では偏差射撃をかわす不規則な動きをしたり、アーマーのダメージ分配を考えながら動き回る必要がある。
チームワーク、チームプレイコレがこのゲームのキモ要なのだ。
キャプチャとチーム共有レベルについて
このゲームはMOBAで一般的なプレイヤーごとのレベルと言うものは存在しない。
代わりにチーム共通レベルという物が存在し、コレを上げることによって艦のアップグレードを受けることが出来、ゲームを優位に進めるための絶対条件となる。
しかし、前述した通りこのチームレベルを上げるにはリソースを得る必要がある。
さて、もう一度先ほどのマップの両端にあるαとβエリアを見てほしい。
先ほど、このエリアにある大きな円は前衛基地で敵陣に進攻するためには相手側の前衛基地をキャプチャする必要があるとお伝えした。
では残りの小さな円は何だろうか? コレは採掘施設だ。この小さな採掘施設をキャプチャすると”リソース”が毎時間少しずつ自分のチームに振り込まれるようになる。もちろんキャプチャすればするほど振り込まれる量は増額する。
そして、このリソースを一定値まで貯めれば、チームレベルは何もしなくても勝手に上がりアップグレードの準備ができる。
そう、準備だ。ただ、チームレベルが上がってもそのままでは自分の艦にアップグレードを適用することは出来ない。適用するためには味方前線基地のキャプチャ範囲に触れるかホームのキャプチャボールに触れる必要がある。
また、レベルが3、6、9の各段階に達すると攻撃、防御、ユーティリティのいずれかを選んで自身の艦を最適化することが出来る。各要素は動画を参照して貰うとわかりやすい。
勝敗を左右するガンマセクター
さて、ここまででマップの中央にあるガンマセクターの存在理由についてクビかしげた方もいるだろう。全く意味が無いでは無いかと。
実はこのガンマセクターの中央には巨大な採掘施設が鎮座しているのだが、このガンマセクターはゲーム開始後、数分おきにガンマ1から4までの計4回解放され、その間だけキャプチャすることが出来る。
このキャプチャを成功させるとリソースの収入を2倍にしたり、バフが複数つくなど盛りだくさんでかなりの恩恵を享受出来る上に、3回目のガンマ3をキャプチャ出来れば敵のホームベースへ前線基地をキャプチャしていなくても飛べてしまうのだ。
つまり、ここが天下分け目の天王山という奴である。
このゲームは基本無料で9月に正式サービスが始まったばかり
さて、いかがだろうか?
まだまだやり始めたばかりで僕自身手探りな部分はあるが、大まかな内容はお伝え出来たと思う。
このゲームのなんと言っても良いところは、基本無料の上に正式サービスが開始されてまだまだ日が浅いというところだ。
今ならスタートダッシュをすることは可能だし、金払いの良い奴が勝つような事も無く、初期艦3隻すべてがゲーム内で大活躍出来るスペックを持っていると言う至れり尽くせり具合がなんともありがたい。
ちなみにWikiが全く充実してないので必要があれば僕が一からつくります。
さあ、僕と一緒に宇宙戦艦の船長になってみないか?