どうもふしめろです。
今使っているグラボを買い換えようと思ったので、いろいろ調べて安くて性能が良い。つまり、現時点でコストパフォーマンス最強のグラボを探しだしましたのでご紹介します。
結果だけ知りたい人
最高のコストパフォーマンスを持つグラボはコレだ!
以下解説
- 結果だけ知りたい人
- まず脱落するのは高価格帯の製品
- RX460とGTX1050シリーズは最下限なので足きり
- NVIDIAが強すぎる
- 3GBモデルと6GBモデルの価格差は?
- ビデオメモリが倍になるのに1,360円は安いよなぁ!?
- 2016年度冬版最もコスパがいいグラボ
比較選手紹介
さて今回比較するのは以下のグラフィックチップを搭載したグラボです。
- NVIDIA
- GTX 1050
- GTX 1050 Ti
- GTX 1060 3GB
- GTX 1060 6GB
- GTX 1070
- GTX 1080
- Radeon
- RX460
- RX470
- RX480
それでは早速行きましょう。
注意事項
性能比較は4Gamer.net さん、価格比較は価格.comさんを相場として、最終価格はAmazonさんを参照します。検討メーカーは安さで定評のある玄人志向さんとします。
4gamerさんの比較では玄人志向さん以外の製品で比較されていることがありますが、型番が一緒であれば性能はほぼ一緒と仮定して見ています。
表記されている価格は2016年11月8日現在の物です。
記事内容はあらゆる環境下で確実な性能を担保するものではありません。
購入等は自己責任でお願いします。
まず脱落するのは高価格帯の製品
さて、まず脱落するのは最低価格が4万前後の商品だ。
となると、GTX1070、とGTX1080が消えてくる。
VRをやるのであればともかく、この値段を出すならもっとおいしい物が買えるし、安くなった分だけゲームが沢山買えてしまう。
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GTX 1070搭載 GF-GTX1070-E8GB/OC2/DF
42,192円
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GTX 1080搭載 GF-GTX1080-E8GB/BLF
66,856円
RX460とGTX1050シリーズは最下限なので足きり
続いて脱落するのはRX460とGTX1050と1050Tiだ。
まずこちらの比較記事を見ていただきたい。
さて、この記事内の比較データはOC品という元々の物より少し性能がupしている物が使用されてはいるが、微々たる変化なので無視する。そして、同じくOC品のRX470入っているのでついでに比較をするのだが、そもそも上記製品内のうち最下限であるRX460はこの段階で足きりをする。
玄人志向 ビデオカードAMD RADEON RX460搭載 RD-RX460-E2GB
11,481円
ただ、ここで注目すべきはNVIDIAの950とよく似た数値をRX460が出していると言うことだ。と言うことは別の記事でGTX950が出たらGTX950≒RX460と考えれば良いことになる。
と言うわけで次の記事を見てみよう。
ここではGTX1050シリーズの比較がされている。
ここのデータではなんとGTX1050シリーズに倍近い差をつけて、GTX1060 3GBとRX470が競っている。ではこの差は価格にしていくらなのだろうか?
調べてみると、GTX1050とGTX1060 3GBの間には8,000円ほどの差が生じており、RX470では約7,000円だ。
この金額をどうとらえるかは人それぞれだが、約8,000円で性能がほぼ倍となるなら払った方が良いだろう。そもそも、安い物を探しているのでは無く、性能が良い安い物を探しているのだ。本体の半値で1050シリーズ2枚分の性能*1であれば両方切り捨てよう。
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GTX 1050搭載 GF-GTX1050-2GB/OC/SF
14,558円
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GTX 1050Ti搭載 GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF
22,380円
NVIDIAが強すぎる
さて、現在残っている製品はこちらの4製品だ。
- NVIDIA
- GTX 1060 3GB
- GTX 1060 6GB
- Radeon
- RX470
- RX480
この4製品を一気に比べた記事がこちらになる。
さて、このベンチマークを見ていただければわかる通り、
GTX 1060 3GB≒RX470
GTX 1060 6GB≒RX480
ということが言える。
ただし、よく見るとゲームによってはRXシリーズの方が大きくスコアに差を付けられている。また、消費電力もGTXシリーズの方が少ない。となるとコンスタントに成績を残せているGTXシリーズつまりNVIDIA方が性能面では優秀だろう。
さらばRadeon RXシリーズ。俺は好きだったぜ。
玄人志向 ビデオカードAMD RADEON RX470搭載 RD-RX470-E4GB
21,373円
玄人志向 ビデオカードAMD RADEON RX480搭載 RD-RX480-E8GB/OC/DF
30,433円
3GBモデルと6GBモデルの価格差は?
さて、最後に残ったこの二枚だが先ほどのレビューを見てもらってわかる通り、3GBモデルの方が性能が低い。性能だけで選ぶなら6GBモデルを選べばいいが。何度も言うように今回はコスパ最強のグラボ。つまり性能と価格のバランスが最もいいグラボを選ぼうとしているのだ。
そうなると価格を比較せねばなるまい。玄人志向さんのAmazonさんにおける価格を調べよう。
- NVIDIA
- GTX 1060 3GB 26,000円
- GTX 1060 6GB 27,360円
その差なんと、1,360円!
非常に微妙な金額差となってしまった。先ほどの比較記事を見ると、両モデルには約1割の性能差がある。その差を1360円で埋める為に払うのか?
と考えるのはまだ早い。今までさんざん見てきたこの数字を見て頂きたい。
3GB
6GB
これはビデオメモリと言って、グラボ上に搭載されているユーザーでは増設不可のメモリだ。もう一回見てみよう。
3GB
6GB
どうだろうか? 6GBの方が3GBより大きく見えてこないだろうか? そう、勘のいい読者の皆様ならお気づきであろう!
なんと6GBは3GBの倍なのである。
閑話休題
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GTX 1060搭載 GF-GTX1060-3GB/OC/DF
26,000円
ビデオメモリが倍になるのに1,360円は安いよなぁ!?
さて、メモリが倍になると何がいいのか? それはグラフィックに凝ってるゲームほどビデオメモリを食いまくる傾向にあり、結局その差が先ほどの性能差として一部のゲームで表れてしまっている。
となると、コスパコスパ言ってる僕のような人間が、来年もまたグラボ買い替えるぞ! みたいな裕福な買い方ができるわけもなく、何年も同じグラボでゲームをプレイし続けることになってしまう。そういう僕は今GTX 560Tiでプレイしている。5世代前の骨董品だ。
なので、今回のように何千円も価格差がない場合は多いほうを買っておいた方がいいという判断になる。
2016年度冬版最もコスパがいいグラボ
というわけで、【2016年度冬版】最もコスパの良いグラボはこの1枚となった。
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GTX 1060搭載 GF-GTX1060-6GB/OC/DF
27,360円
いやー素晴らしい! ちなみに6GB品の中でも玄人志向さんがぶっちぎりで安いのでぜひとも贔屓のメーカーさんと合わせて選択肢の中に入れてみてください。
というか誰か僕に一枚買ってくれ!
*1:比喩的表現