バラバラすぎる定義
どうもふしめろです。
好きなことを仕事に!
これを聞いてどう思いますか?
たぶんこのブログを見られている皆さんは、大きく分けて2通りの意見をお持ちのはずです。それは、
「好きなこと」を仕事にしてはいけない
「好きなこと」を仕事にしなきゃだめだ
この二つです。
ここで問題なのは、あなたが想定した「好きなこと」はどういった定義付けがなされているか? です。
仕事という人生にとって大事なテーマなのにも関わらず、「好きなこと」の定義が人よってバラバラなのです。これではまともな意見など出るわけがありません。
例えば「嫌なこと」と言う言葉を使ったときにその人はどんな風に「嫌」なんでしょうか?
どちらかと言えば「嫌」? 絶対「嫌」? それとも台所から包丁を持ち出すレベル?
全部「嫌なこと」の中に入れられちゃいますよね。そうなんです、あまりにも言葉の範囲が大きすぎるのです。
大切な人は「好き」友達は「好き」食べ物は「好き」車は「好き」遊ぶことは「好き」
全部「好き」です。
では、今回お話している「好きなこと」の定義って何なんでしょうか?
「好きなこと」の定義
実を言うと、冒頭の「好きなこと」は両方定義が違います。
なので、巷に溢れる「好きなこと」論って全部正しいのです。
「好きなこと」を仕事にしてはいけない
ここで言う「好きなこと」は、ストレス発散に好んで使う方法のことを言います。
例えば、楽器を弾いていたり、絵を描いていたり、ゲームをしていたり、プログラミングをしていたりしましょう。
これをする理由が、ストレス発散であった場合仕事にしてはいけません。
なぜなら、そもそもその行為で得ようとする物が日頃の抑圧からの開放感な訳です。開放感を得るための行為を仕事にしてしまったら、うまくいくはずがありません。
なのでこの論は正しいことになります。
「好きなこと」を仕事にしなきゃだめだ
ここで言う、「好きなこと」はそれを心から愛し、情熱を注ぎ込む事が出来ることを言います。
例えば、先ほどと同じように楽器を弾いていたり、絵を描いていたり、ゲームをしていたり、プログラミングをしていたりしましょう。
これらの行為の結果、創造物を受け取った人にどういった影響があるのか?がわかっていると情熱が注ぎ込まれているといってもいいでしょう。
また、やればやるほど自分の未熟さという物が露呈し、にっちもさっちもいかない事が多々あります。そういったときに、いや、それでも自分がやるんだ。と言えるのであれば情熱が注ぎ込まれていると言ってもいいでしょう。
情熱の計測なんて物は出来ませんが、自分が情熱込めてやっていると胸を張って言えればだいたいOKです。
まとめ
こんなフレーズを聴いたことがありますか?
情熱を持って仕事をやろう!そうすると成功する!
そう、意識高い系、自己啓発系の存在がよく言っているこれです。
このフレーズの好き嫌いは置いておいて、彼らの大半はこのフレーズ通り、世間一般で言う「仕事」に情熱を持って取り組んでいます。そして、世間一般で言う「成功」を勝ち得ています。
このことに異論は無いはずです。これはなぜでしょうか?
僕は先ほど言いました、
ここで言う、「好きなこと」はそれを心から愛し、情熱を注ぎ込む事が出来ることを言います。
そう、彼らは「仕事」を「好きなこと」として心から愛し、情熱を注ぎ込んでやっているのです。
であるならば、あなたのの「好きなこと」も心から愛して情熱を注げば成功するはずです。
もしそうでないなら――、また新しく探して見ましょう。きっと近いうちに見つかりますよ。情熱を持って探し続ければね。