どうもさっき本を読み終わりました、ふしメロンです。
これで今月三冊目の本となります。意外と読めるもんです。
元々読書速度が早いので確か今日の10時位に起きて14時頃に読み終わりました。
4時間でこれくらいの本が読み終わるなら1日かければ3冊はイケるのではないかな?
さて
購読理由
現代に巣食うオタクの実態を解明しようとしてみた本かな?
今の主力消費層は3グループあって、団塊、マイルドヤンキー、オタク、だと勝手に思っている。そのうちマイルドヤンキーとオタクは比較的若者に多いから同じ若者世代としてどういった考察されているか純粋の興味があったのでこの本を買ってみた。
なんでそんなことに興味あるかっていうと、結構人の目を気にする性格なもんで自分の世代がどの様に考察されているか知りたいといった感じ。知ってて損はないし他人からどのようにアプローチかけられるか?そのアプローチの裏にはどのような考えがあってどうしてほしいかを考えるとこちらも相手を利用したり自己防衛も出来るからね。
本題
オタク四代に渡る世代変異の流れはオタクの歴史を紐解くようでワクワクする気持ちになれたし、更に現代のオタク図鑑としてイラストとその説明が素晴らしかった。身につまされる特徴が列挙してあってどんよりとした気分に。
しかし本書での一番の見所は最後のオタク座談会の「エセオタクについてどう思うか」の行である。
本人たちも階層的には所謂「エセオタク」でありながら自身より知識量の少ないオタクに対し「エセオタク」のレッテルを貼り蔑む部分を見ると、 確実にオタク世代の章で言及されている第一世代で構築された「知識過多から生じる選民意識」はオタク思想の根幹をなしているのではないか? そう思えてならないのだ。
各世代の要素を確実に受け継ぎ今に伝えるその人間臭さが非常に研究欲を刺激する。