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動画とイラストレーションどちらに力を入れるべきか

私の書いた本が出ました!!!

画像生成AIで絵を作りたい人必見です~

 

おはようございます。

先日例の自営業の人と話をしていて明確になったので共有します。

よく彼とは電話であーでもないこうでもないとお金を稼げそうな話とかこれから何に手を打っていこうかみたいな話をするのですが、この時の議題は動画に力を入れるか絵に力を入れるかでした。

物販の限界に突き当たる

というのも、お互い物販メインで柱を立てているのですが、彼は国内僕は両方でやっていて明らかに21年度の国内物販の伸びが悪いという意見でした。確かに国内の店の客足の遠のき方は尋常じゃなく、モール内に店があるのですが売れているのは食品などの生活必需品ばっかりで、それらの店も前年比を割りはじめるなど消費の落ち込みが半端ないんです。

なのでどうするかみたいな話してて彼は100万程度を元手にマイニング始めて今のところいい収益になってはいるものの、これだけじゃ弱すぎる。とのことで、僕も同意です。

マイニングは不動産投資とよく似ていて、一度構築したら収益が一定、もしくは低下するんですよ。一部屋5万円だったらそれがMAXで滅多なことがなければ基本的に年数を経るごとに家賃は下落して行きます。マイニングはそれよりまだましですけど、採掘難易度が上がれば同じ話ですからね。

動画か画像か

そんな状況下でyoutuberになるかNFT(絵)でお金稼ぎかの二つが出てくるんですが、理由は単純でお互いそこまで難易度高くない軸足変更だからです。もちろんどっちがどっちってのはありますけどね。

僕はyoutubeの方が難易度低いですし、彼は絵の方が難易度低いので。

それで、だいぶyoutube寄りの方の話になって、どう思う?今後力を入れていく方向としてyoutubeありだと思うんだがと彼から聞かれたときに、僕も最初そう思いましたがよく考えたらそれはないのでは。という話をしました。

芸能人のおかげでyoutubeの参入障壁が上がった

まず一つ芸能人の参入が決定的になった

これは以前からですが芸能人の参入が増えており、今後も増加していくのは決定路線だからです。

prtimes.jp

明らかに一般人の自分と映像エンタメ分野の実力者では地力が違います。企画が被った際にどちらがより見応えがあるかと言われると、やはり芸能人でしょう。

ちょっとどころではなく質が上がりすぎているので凡人には難しい。

二つ目は資本投下によるスタッフ体制

動画には公開前に編集が必要ですが、僕らは編集を自分の力でやる必要があります。しかし、芸能人は元より資本を持つ人は編集スタッフを用意して臨んでいます。というか、youtubeでよく伸びてる人を見るとほとんど制作がスタッフを用意しているように見えますし、元々一人でやってた人も基本的にスタッフ雇っているみたいです。

そうすると動画の投稿速度と質が一人でやってたときと比べると大幅に変わるので、そこでも差がついてしまう。

 

まとめるとyoutubeは凡人が出来る差別化要因がだいぶ潰されている

他にも問題はたくさんあるのですが、まとめるとyoutubeもとい動画は凡人の出来る差別化要因がほとんど潰されているように見えます。

芸能人は一般エンタメに求められる要素を全部持っていますし、それ以外のことはスタッフ体制によって抜けがありません。

この状態で凡人が抜け出るためには、何かしらかの特殊技能、特殊環境を持っている必要があります。例えばビートボックサーだったり、プログラミングであったり、予備校講師だったり、牧場主だったり、整備士であったり、海外居住者だったりです。

もちろん人によってはこういう特殊を持っていることに気がついていない人がいるので、自分の周囲を深掘りして行けばいいのでは?とは思いますが特に特殊ではない人も多いのでまあって感じですね。

 

顧客満足度を考えると動画より絵の方が高いのでは?

ただそんなところまで考えてもまだ動画の方が分がある気がします。というか、それってまるっきり絵にも同じことがいえるわけで、動画に限った話でもないので、当たり前じゃねって思います。

なので上のことや撮影時間+動画編集時間で莫大に時間がかかるとかを考えた上で動画の方がいいかもって話に落ち着こうとしたんですが、ちょっと待ってください。

 

今まで話してたのって僕ら側の意見じゃないですか??

 

やったるで側の僕らから見たらyoutubeも絵の方もどちらも等価の作業コストがかかります。絵も結局構成から制作までの間に動画と同じくらい膨大な時間がかかります。

でも見る側のコストを考えたらどうでしょう?

10分の動画を見ることと、1枚の絵を見るのでは圧倒的に絵の方が情報伝達が早いです。そしてどちらも10のコンテンツがあったときに絵は10秒程度で10を見れますが動画は100分かかります。

しばらく前に可処分時間がどうのこうのと話が上がっていたと記憶しています。動画でもTikTokの短時間動画が人気でしたしyoutubeだって最近はショート動画の実装をしています。そうした可処分時間の奪い合いしているところに10分とかの動画持ってくるのはだいぶ分が悪いのでは?

 

そういうことを話したら確かにそうだわという話になりました。

さらに動画も絵も毎日投稿がほぼ必須みたいな状態でしょうけども、その際に10分動画毎日と1枚絵毎日ではどっちが見てくれるでしょうか?

100日ワニは絵だからうまくいったわけ*1で、これが10分動画だったら見ていたでしょうか?

 

絵が下手でもまあいいでしょう多分きっとメイビー

という思考経路をたどって、動画よりも絵の方に注力した方が長期的にいいのではないかという結論に至りました。

もちろん動画を否定するつもりはありません、どこかの段階で動画に注力した方がいい状況は必ず来ます。そもそも平行でできればそれは一番いいことです。

しかし僕としては絵の方が面白いのではないかという結論でしばらくやっていくことにしてますので、どうぞよろしくお願いします。

*1:もちろんコンセプトが最高にイカしてたのはありますが手法の話です