Anker Soundcore Liberty Air 2 Proを買いました
はてなブロガーにはニューガジェットを買ったらレビューする義務があるので、義務を果たすのである。
総評
旧型AirPods所持者はマストバイ
購入理由
購入理由はコロナのせいで地下鉄が窓を開けて運航するようになったからだ。窓を開けて地下鉄が走ると地下と言う環境もあるのかバチクソにうるさい。
現在旧型AirPodsを持っているが、最大音量にしてようやく音が拾えるかと言う感じだ。
半年ほどこの状況を続けてふと思ったのが、こんな音量をイヤホンで聞いてたら耳がおかしくなるのではないか。と思ったのでノイキャンイヤホンなら出力音を減らして聞けるのではと言う考えだった。
ヘッドホンも考えたが、持ち運びにかさばるのと主に通勤用+頭締め付けられるのが嫌なので候補から除外した。
AirPodsProは優秀だがマジで高い
そうしたときに候補に挙がってくるのが、AirPodsProだ。今持っているものの、上位版かつノイズキャンセリングが付いていて、外部音もさることながら内部音もキャンセルするので大分ノイズに強そうだ。しかし27000円は高すぎる。そのお金でいろんなものが変えてしまう。とはいえ耳の健康をと考えるとグヌヌとなった。
そんな時、今回の品Anker Soundcore Liberty Air 2 Proを見ると、13,000円でAirPodsProと同じような内外キャンセル機能を持つのは破格の値段と言っていい。
14,000円の価格差で消える機能が何かと思えば、空間音響とiOSとのシームレスな連携くらいしかなさそうだったのでそう思うと全然妥協できる。それらに14,000円を超える価値があるとはあまり思えなかった。
到着
Anker library Air2Proが届きました
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
ノイズキャンセリングがゲキ強とのことで試してみましょう pic.twitter.com/bZTDx2niaw
と言うわけで到着した。一足先にツイッターで簡易にレビューしているのでそれらを交えて、補足的な説明をしていく。
開封 外装レビュー
ノイズキャンセリングは Airpodsと同じく外音と内音を検知して消すハイブリッドキャンセリング pic.twitter.com/KRhbOHBxg1
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
ロゴ部分にタッチセンサー pic.twitter.com/RiVOB7Nye9
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
大きさは今使ってるAirPodsとほぼ同じ pic.twitter.com/jybkz5mmfw
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
ケースはこんな感じで丸みがあり上部にType-C接続
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
下部に充電インジケーター pic.twitter.com/wKNvPIuhoz
追記としてQiワイヤレス充電に対応していた。
内箱下段には充電ケーブルとクイックスタートガイド
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
スタートガイドを避けるとイヤーピースがずらりでちょっとビビる pic.twitter.com/bILoOTL8UU
ケースは旧型AirPodsと比べると横に少し大きくなったくらいだ。ケースの開き方もちょっと変わったのでしばらくは戸惑うかもしれない。
使用感レビュー
アプリ
library Airの操作には専用アプリがいるのでDL
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
クイックスタートにはこのあとファームウェアのアップデートがいるとか書いてあったが、その前にペアリングしないとダメで、ペアリング方法がクイックスタートの最後の方に書いてあったので、構成の見直しが必要 pic.twitter.com/G6w5bU6DhQ
このイヤホンは専用アプリとセットで運用するのが大前提なのでインストールをするのだが、クイックスタートにはインストール後、イヤホンファームウェアのアップデートをせよとある。
だが、この時点でイヤホンとスマホはつながってないので、ファームウェアをアップデートできない。ペアリングもどういう状況ならできるのかをはっきりと書いてないので、少し戸惑うためクイックスタートの後ろの方にペアリング方法の説明を持ってくるのはだいぶ不親切に感じた。
いろいろあってペアリング完了
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
装着 pic.twitter.com/z3PxVCAxqh
また、アップデートは5分程度かかったので、初期設定は時間があるときにしたい。
装着した時点でノイズキャンセリングが発動し、めちゃくちゃ部屋が静かになる。
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
しかし密閉度を測るテストを行うことによってこのイヤホンの本領が発揮されるためテスト開始 pic.twitter.com/FqwR3iECxz
設定後、イヤーピースが耳にあっているかのテストを行えるのでする。イヤーピースは結構なあなあでつけがちなので、こうしてテストして自分の耳にあってるかどうか確認できるのはありがたい。僕の場合は右がS、左がMが最適のようだ。
測るとピースがあってないのかNGになる
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
何度かピースを変えるが左耳が合わず、ピースも変えにくいので四苦八苦。
なんとか両耳合わせるとさらに静粛性が増した pic.twitter.com/lrfsh8eCGX
しかしイヤーピースが大分取り換えが難しい。外しにくくはめにくい。ここはもうちょっと何とかならなかったか。
設定が終わると静粛性が増して、ノイズキャンセリング効果がひとしおに表れた。自分の部屋のPCファン音が9割カットだ。低い音は軒並みカットしているように思える。
パーソナライズ
次にイヤホンをパーソナライズする。
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
これは耳の感度測定して出力音を調整するとのこと。
測定を始めると健康診断でやる聴力テストのような音が複数出てきて聞こえますか聞こえませんかを両耳分やるとパーソナライズされたことになるらしい。 pic.twitter.com/GZ4T0Sjtqx
聞こえのパーソナライズができるとのことで行う。完全に健康診断の聴力検査で、いくつか聞こえない音があったのが年齢を感じさせた。
音質
重要なパーソナライズ後の音感だが、AirPodsの音を基準で聴くと、どうもボーカルの声が奥に引っ込み低音が前に出てくる感じがして好みではない。
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
パーソナライズを解除してイコライザーをいくつか試すとアコースティックがAirPodsのフラットな音作りに近かったのでそれにした。 pic.twitter.com/WDsFvNJE1m
最重要の音質だが、旧型AirPodsとそん色ない音を奏でている。が、音作りに大分抵抗があった。
パーソナライズの前に大分このイヤホンの初期設定が低音と高音に寄っておりボーカルの中音当たりの音がごっそり後ろに引っ込んでしまっていた。
ありがたいことにイコライザーがあるのでそれで変更するが、低音がきつすぎる。初期設定の半分以下が個人的には適正だと思った。
音質自体は非常に良いため、音作りの面は個々人の趣味嗜好があるので多少なりともいじるのをお勧めする。
えらく低音にこだわってるようだが低音がそこまで好きじゃないのでイコライザーで減らす
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
このようなカスタムイコライザーにするとAirPodsにだいぶ近くなったので参考にどうぞ pic.twitter.com/OvNLPIauzt
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
ノイズキャンセリング
最大の売りのノイズキャンセリング性能はだいぶ高く思える。高周波音には弱いが、低周波音は9割カットされる印象だ。
当初の目的であった、地下鉄の走行音のカットと音量削減にはベストマッチで、地下鉄の走行音が8割ほど消えて、音量はAirPodsの時に100%だったのが、50%にまで減った。これで耳の健康は保証されたも同然だ。
総評
総評
— ふしめろ@ (@hushinomiya) 2021年2月21日
まともなノイズキャンセリングイヤホンを買おうと思ったら3~2万円台になるこの市場に12980円で出してきたのはだいぶ強い
IPX4で防水性能もそれなりにあるので、旧型AirPodsからProにしようかなどうしようかなと考えてる人に旧型以下の金額で買い替えられるので空間音響に興味ない人には買いだ
旧型AirPodsをまだ使っている人はそろそろ買い替えたいなぁと思っている頃合いだとは思うのだが、ではステップアップでProを買うとなるとだいぶ出費が痛いため躊躇しているはずだ。
そこでAirPodsPro並みのノイズキャンセルが入って、音質もよく、値段が14,000円ほど廉価なこのイヤホンは十分候補に挙げられるので、検討の際はぜひ一度チェックしてみてほしい。
おそらくこの価格帯ではマストバイの逸品だ。