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【ネタバレ感想】エヴァンゲリオン終わりました

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エヴァンゲリオン見てきました

 

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qから9年弱、シン・エヴァンゲリオン:||が今日公開された。奇しくもシフト休みだったので公開初日に見に行ける幸運をかみしめながら映画館に向かった。

 

平日なのに人が多い映画館。席も予約時はガラガラだったのに9割を埋める光景にいかに心待ちにされている一大タイトルなのかを思い知らされた。

 

そして開演、終劇して、見た感想を書いていこうと思う。

 

そう、ネタバレだ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレ注意

 

長い長い冒頭12分を超えて幸せになる

映画公開前に冒頭12分をしこたま見せられていたので、最初がどんな展開かは丸わかりだったので、少し退屈に感じたのは否めない。

散々見た戦闘、散々見た会話であったので全然新鮮味がない。

正直これは我慢だと思いつつ、長い時間を黙ってみていた。

 

タイトルロールが終わり、アスカたちが回収されていくが・・・、おい嘘だろ。エヴァメンバー勢揃いじゃねえかこんちくしょう。おまえら生きてたんかてかおまえら結婚して・・・子供までいて・・・。

村背負って、14年生き延びていたんか・・・

 

シンジおまえなんか言わんか!!! うなだれてる場合じゃねえぞ。

人が生きてる。。。綾波クローンもぎこちないけど溶け込み始めてる。えっ幸せか??

エヴァってこんな幸せな話だったっけ・・・。

他人との折り合いをつけて大人になるシンジ

シンジはまだ折り合いがつかないんだね。

予習でまごころを、君にとか見たからなんとなくわかるけど、シンジは今までのこと全部思い返してそれをすべて自分のせいだと思ってみんなを拒絶するけど*1、それでも自分を拒絶せず受け入れてくれるみんなをどう受け止めていいかわからんのだよな。

 

というわけでシンジが家出して、もうどうでもいいかこのまま餓死して死ぬかみたいな心境で廃墟にいたけど、村に溶け込んでいた綾波が持ってきたレーションを空腹に耐えかねて食べた大粒の涙を流すシンジ。多分ここで自分から人を受け入れて見ることを選んだんだろうな。

ここでまた別のルートに話が進んだんだように思う。

 

他者の受け入れはある意味諦観に近い気がするのは僕だけだろうか? 現実に過度な期待をせずに、拒絶されることを認めるのは、ある種の諦め、そんなもんでしょ。というある種の覚悟が必要だと思う。

それをシンジは手に入れて、村とも溶け込みはじめることが出来て、いろいろあってアスカとともにヴンダーに乗り込む。

村に残れよと言われたけど、この幸せをつなぐために乗り込んだんだよ。。。シンジ。。。おまえ。。。

 

ゲンドウ・・・めっちゃ説明してくれるやん・・・
やっぱ同性の親って似るよね

あれやこれやなんやかんやあって、シンジとゲンドウが腹割って話そうぜ状態になり話をするが、ゲンドウめっちゃ説明してくれるじゃん。。。

 

槍がどうとかあれがどうとか、実はこういうことやりたかったんだよねぇ。と今までのエヴァでここまで説明してくれたことある!?

まあ槍の説明されても何言ってるか意味はよくわからんけど、ゲンドウのやりたいことはバッチリ理解できる。今までで一番初心者に優しいエヴァやん!?

考察も何もいらん。全部いま説明してる!!!!

 

 

そして話が進みシンジが気づく、こいつ自分と一緒やん。と。

 

父親と腹割って話すの怖かった拒絶されるのが怖かったからと、でも話してみてわかった。親って自分と一緒の存在なんだと。まあ何が一緒って言えば全然違うんだけど、考え方とか思うこととかコンプレックスとかその辺を総合点で考えると、近似していることに気がついて父さんはそれを受け入れてないからだと。諭すシンジ。

 

おまえ大人になったなあ!!!??

 

そしてゲンドウが降りていって、渚カヲルが出てくる。

いろいろ過去作のこと暗示して云々言ってるけど、シンジが現実世界で立ち直ってすべてのことを受け入れてることを見ると、いなくなる。慰めてあげようと思ってたんだってさ。こいつあまあまだな。でもおまえはシンジの心の友だよ。

 

真希波マリおまえは最後まで何がしたかったのか俺にはわからなかったがシンジをよろしく頼む

真希波は最初から最後までシンジを迎えに行くと言い続けた。どこに迎えに行くのかわからなかったけど、わたしは最後まで見方だよということなのだろうか??

 

最後白い砂浜で、アスカと隣にいるシンジはアスカの首を絞めずに、好きと言ってくれてありがとうといって、外に返す。ここでもうなんかシンジ大人になった感がすげえ出てくる。

多分前のところだと、僕のこと好きって言ったのに嫌いになるなんてとか何とか言ってブワーなってたのに、そんなこともあるよね~でさらり流してるおまえマジで成長したシンジ、マジかおまえマジか。

 

そして綾波を見送って、母の役割を理解したシンジを迎えに来る真希波は、シンジと一緒に成長した姿で走り去るのだった。

 

いや最初から最後まで真希波何がしたかったか全くわからん。けどなんかハッピーエンドっぽくなったな???? 別にシンジのこと気に入ってたはわかるけど、なんかそこまで迎えにいく理由もないし、てかおまえアスカとベッタだったじゃん。なんで?

後考察が正しければユイのこと好きだったみたいじゃん。何でその息子といるん? ショタコンか???

 

まあいいわめでたしめでたし。

 

 でも思ったんだけど真希波って渚カヲルの指示で渚カヲルの代わりをしようとしたんじゃないか??

途中で渚指令といわれるシーンがあるんだけど、おそらくあれってどっか別の組織なんだよな??

わからんけど。

でもそこで渚カヲルから指示があってってことと、真希波と面識があるってことは真希波と同じ組織の人間で、渚カヲルから何らかの指示を得てパラシュート着地したんじゃねえかと思うわけ。

 

そんで、渚カヲルの目的って簡潔に言えば碇シンジを慰めてあげよう受け入れてあげようっていう目的なんだけど、おそらく渚カヲルは自分が肉体的にずっとシンジの隣にいれるわけじゃないってのがわかってたかもしれなくて、その代わりに肉体的にずっとシンジと一緒にいれる真希波って存在を投入してたのかもと思っている。

 

で、真希波は真希波で誰かの隣にいるってのが目的な節があるから、Qの時点でアスカにべったりしてたんじゃないかなと。あのときはまだ渚カヲルが肉体的に健在だからシンジの隣にいなくてもいいだろうし。

 

あと、渚カヲルすげえホモっぽいけど、真希波もレズらしいからそこで近似するんだよな。

そんで、アスカは自分の居場所見つけて、もう真希波はいらないよってなったから今度はシンジと一緒に行くって風になったんじゃないかと思うと、自分としてはすっきりしたね。

エヴァンゲリオンがマジで終わった

何というかFateとひぐらしを見た感じがするわ。

同じ話だけどどこかで歯車が変わって別ルートに行くみたいな。

それで、トゥルーエンドに持って行くために新キャラとして真希波いれたみたいな。

だからエヴァには3ルートあって、TV版のガンギマりルートと、旧劇全拒絶ルートと、新劇成人ルート。

成人ルート以外はバッドエンドで、成人ルートがトゥルーエンド。

 

なので、トゥルーエンドに言ったからエヴァンゲリオンはこれで全部終わりなんだろうなと。

でもくっそー、真希波みたいな彼女が欲しい人生だったワン。という思いを胸に、映画館を後にしました。はい。

 

 

 

 

*1:多分この拒絶したまま精神世界に行ったのが、まごころを、君にで、拒絶を突き詰めて理解(ワカッて)しまったのがTV版最終話なんだろうな