はじめに
どうもふしめろです。
さて、前回の記事で自分の立ち位置が分かったところでふと思うのは、
もっとランクを上げたい! と言うことではないでしょうか?
じゃあどうやってランクを上げれば良いのかと言うのは、うすうすお気づきだと思いますが、以下の3点が重要視されているようです。
- キルする
- 目標の近くに長時間居る*1
- 味方への回復
そして、これらの要素のうち今作で初めてFPSに触れた人が一番頭を悩ます項目が、
キルする
であることは明白です。
なぜなら、FPSで要求されるプレイヤースキルは2つあり、頭で行う立ち回りと反射神経で行うエイムです。立ち回りは頭がよかったら初心者でも簡単に習得できるのに対し、エイムはひたすらの反復練習しか無いため習得が難しいです。また、キルを得るためにはメイやロードホッグ、リーパーなどの範囲攻撃系キャラであっても、相手に照準を向けなければ当たりません。あれらはガバガバエイムでもある程度当てることが出来るだけで、エイムがいらない訳では無いのです。
ソルジャー76のたかだか発射すれば必中になるだけのUltでどれだけ煮え湯を飲まされたのかを考えて見てください。
エイムがうまくなれば全キャラで常時ソルジャー76のUltに近い事が出来るのです。
- はじめに
- マウス解像度DPI(CPI)と呼ばれるモノ
- マウスのDPIが変わることの何が重要なのか?
- 自由自在にマウス解像度を可変させる
- ゲーム内のマウス感度とは
- まとめ
- オススメ商品
- この記事もどうぞ
エイム上達に必要なこととは?
さて、エイム上達に必要なことは何でしょうか?
すなわち練習です。昔からFPSプレイヤーの間ではこのフラッシュを使用してどのくらいエイムがうまいかを計っていました。
操作は簡単。スタートしたら中央の明るい部分をクリックし続けるだけです。的は縦横無尽に動き回るのでご注意を。
- 明るい部分は2点
- 暗い部分は1点
- 外したら-2点
時間が来たらリザルトに飛びます。
リザルトでは以下のステータスが出ます。
- ショット数(=クリック数)
- グレートヒットと割合
- グッドヒットと割合
- ヒット数
- 命中精度
- スコア
- ランク
そして右の図には弾痕と平均着弾地点が黄色で示されます。
僕のランクはよくてA-、普通でB前後です。*2
これで全てがはかれるわけではありませんが、ひとつの目安にはなります。
デバイス購入の是非
FPS用マウスとかマウスパッドとか出ているけど
あれは何のためにあるんだ?
という話に行きましょう。
実はFPS用のマウスは普通のモノより持ちやすい設計がなされているのは当然なのですが、ある重要な機能が1つ搭載されているのです。
しかし、その機能を多くの人が誤解を抱えたまま使っています。それはあまりにも取っつきにくいからです。
でも、あなたのキル数を伸ばすためには避けては通れない道です。どうかこのままお付き合いください。
マウスパッドについて
では、まずマウスパッドは何を選べば良いのか?
たくさん出ていてどれを買えば良いか分からないですよね。
実はこれを買っておけば間違いありません。
小
大
大きさ違いで2つご紹介します。
こちらは布製のマウスパッドです。なぜ布製が良いのか? それは滑りやすく止まりやすいからです。よく滑る!とか言う触れ込みのマウスパッドが販売されていてFPSに向いているとか言われていますが、冷静に考えてください。
滑ると言うことはズレると言うことです。FPSはズレてはダメなのです。合わせなければ勝てないのです。滑りやすく止りやすいを高次元で達成するのは布製マウスパッドしかありません。また、布なのでマウス裏の接地面が摩耗しにくいためマウスが長持ちします。
ちなみに小さい方は1501円なのでお財布にも優しい親切設計です。
布製のゲームマウスパッドはいっぱいあるけどどうしてこれを選んだかというと布製なので汚れやすいからです。この価格なら手垢で汚れても気軽に買い換えることが出来ます。大きさは他にもあるのでこちらで自分の環境に合ったパッドを探してみてください。
もっとも、布製でも氷のように滑るものは存在します。
こちらは布製なのに水洗いが出来てメンテナンスが非常に楽です。通常布製のマウスパッドは汚れてきたときに洗うと本来の性能が無くなってしまうことがあるのですが、これは最初から水洗いを想定した作りになっているので長く使えると思います。
マウス解像度DPI(CPI)と呼ばれるモノ
さて、次にマウスに行きましょう。
ゲーミングマウスを取り扱ったレビュー記事などでDPI(厳密にはCPIが正しい)と言う聞き慣れない単語を目にしたことは無いでしょうか?
ざっくり言えば、
マウスを1インチ*3動かした時に、何ドットカーソルが動くか?
を言い表した物になります。
なので、400DPIだったら1/400インチ移動ごとに1カウント、2500DPIだったら1/2500インチ移動ごとに1カウントの移動情報が発生します。
よく分からん人に向けた説明を引っ張ってきました。
マウスのDPIを2500とすると、マウスを2.5cm動かした時にマウスカーソルが2500ドット動くので、マウスを0.01mm動かした時にマウスカーソルが1ドット動くことになる。
言い換えれば、DPIが2500のマウスは最小で1ドット=0.01mmの動きを捉えることができる。
この状態で、ゲーム内感度で180度の振り向きを例えば3.6cmに設定すると、3.6cmはカーソルの動きに換算すると3600ドットなので、角度にして0.05度単位で照準を動かせることになる。
マウスのDPIを500とすると、マウスを2.5cm動かした時にマウスカーソルが500ドット動くので、マウスを0.05mm動かした時にマウスカーソルが1ドット動くことになる。
言い換えれば、DPIが500のマウスは最小で1ドット=0.05mmの動きを捉えることができる。
この状態で、ゲーム内感度で180度の振り向きを例えば3.6cmに設定すると、3.6cmはカーソルの動きに換算すると720ドットなので、角度にして0.25度単位で照準を動かせることになる。
ここまでのまとめ
DPIを変更することによって、実際のマウスの移動量1インチに対し、ポインタの移動量がDPI分だけ変わります。
誤解を招く言い方をすれば、
DPI上げればポインタ速度が上がる。下げれば速度が下がる。なぜなら引用部分の理由によるからだ。となります。
マウスのDPIが変わることの何が重要なのか?
では、数字だけではちんぷんかんぷんだと思うので、下の図を見てください。
ゲーム画面を簡略化してみたモノです。
次に高DPI。つまり一般にはハイセンシと呼ばれる状態を、マウスパッド上での動き量で見たときにこの図はどうなるでしょうか? 答えはこれです。
的への移動距離が短くなり、的エリアが短くなります。
では一方の低DPIつまりローセンシと呼ばれる状態ではどうでしょうか?
そう、移動距離が長くなります。そして的エリアは大きくなる。擬似的に的を拡大した状態になるのです。
まとめると。
ハイセンシの場合
- 的までの移動距離は少ない
- 的の上を通過する距離は少ない
- マウスのブレが反映されやすい
利点
- 最小の動きで周囲を見渡すことができる
- 照準を合わせるのが高速
欠点
- マウスのブレが大きく反映される
- 精密なエイムが求められる
ローセンシの場合
- 的までの移動距離が多い
- 的の上を通過する距離が多い
- マウスのブレが反映されにくい
利点
- 的が疑似的に大きくなり狙いやすくなる
- マウス操作のブレが反映されにくくなり細かいエイムがしやすい
欠点
- マウスを動き回らせなければならないので大変
- 変なところから打たれると全く対応できない
こうなります。
自由自在にマウス解像度を可変させる
でも、これって場面によって使い分けられた方が便利じゃ無いですか?
例えばオフェンスのトレーサーだったり、ゲンジだったらハイセンシで周囲を見回しながら動くのですが、ウィドウメーカーやハンゾーと言ったスナイパーに変更しなければならないときは、ローセンシで狙いをつけた方がやりやすいですよね。
じゃあどうするのか?
ここで活きるのがゲーミングマウスなのです。
ゲーミングマウスの中にはゲーム中にDPIを変更する事が出来る機能を持つモノが存在します。
そう、場面によってハイセンシとローセンシを使い分けることが出来るのです。
例えばこのマウスであれば左クリック付近にDPIの変更ボタンがありますし、親指のあたりには通称「スナイプボタン」と言う押している間だけDPIを下げることの出来るボタンが付いています。
でもプロゲーマー御用達のマウスは低解像度なんだけど?
でも、プロゲーマーが使ってるらしいマウスってDPI変えれるのほとんど無くない? しかも大体400とか800とかの低DPIで解像度低いし。てか、プロゲーマーはローセンシ派が多くてハイセンシとか邪道らしいんだけど?
いい質問です! まずはこの3つの動画を見てください。どれも世界大会が開かれるゲームです。
Quake live
Warsow
Counter Strike:Global Offensive
まず、最初の2つはいわゆるスポーツ系と呼ばれるFPSゲームです。
超高速で動き、極小の的に向けて、超精密なエイムが要求されるめまぐるしいゲームです。こんな環境で的に当てようと思ったらローセンシで擬似的に的をデカくする方がいいでしょう。
そして最後の1つは超人気FPSのCS:GO大会なのですが、ゲームのスピードが非常に遅くないですか?
そして僕らは観戦モードで見ているから相手の場所が分かるのですが、照準がほぼ相手の居る位置にありますよね。何度も同じマップを練習しているので相手が大体どの位置に居るかが彼らは分かっているのです。と言うことはある意味早撃ちゲーです。こう言うときもローセンシでやった方がブレが吸収されます。
とはいえ、どのゲームもローセンシの方が向いているというわけではありません。ハイセンシでも十分戦うことは出来ますし、ようは照準が相手に向けば良いのです。
ローセンシがマウス10cmで相手に照準を向けるのに対し、ハイセンシが5cmで照準を向けたらどっちがはやく相手をキルできるでしょうか?
当たり前にようにハイセンシです。ローセンシが残りの5cmを動かす0.何秒の間にハイセンシが銃弾を撃ち込みます。
そして、プロゲーマーにローセンシ派が多いのは環境的な問題もあります。
昔のマウス
IE3.0やWMO、IMOなどは
400DPIだったか800DPI固定の為
速度でしかセンシを替えられない。
それが低解像度になる理由。
だいたいIE3.0のせい。
かなり古いけど、Microsoft製のIntelliMouse Explorer 3.0(通称IE3.0)という有名なマウスがある。
まだゲーミングマウスという存在が一般的でなかった頃に登場した、当時としては極めて画期的なゲーミングマウスで、後のRazer DeathAdder、SteelSeries Rivalをはじめとした多数のゲーミングマウスに非常に大きな影響を与えた。で、このIE3.0のDPIは400固定だった。
最近はゲーミングマウスというとDPI2000以上が当たり前になっているけど、当時はそんな高DPIなマウスなんてなかったから、振り向き速度を上げるにはゲーム内感度を上げるしかなかった。
これがマウスの特性をよく知らない人たちにも上級者の真似をする形で広まってしまい、本来は不利なはずの設定で使う人を多く生み出してしまったわけ。高DPIなマウスが多数流通している現在では、振り向き速度を上げるにはDPIを上げた方がいいに決まっている。
昔はそれができなかったから、仕方なくゲーム内感度を上げていたということ。
職人が道具を変えることが出来ないのと一緒で、培ったエイムの感覚が昔のマウス基準なのでそうなってしまっているだけです。
僕らは昔のマウスなんて知らないし、勝つことが出来るなら究極どのマウスでも何の問題も無く、可変DPI環境で練習したのであればそれで勝てます。
ゲーム内のマウス感度とは
なるほど分かった。でもゲームの設定にマウス感度ってあるじゃ無いか、それで変更したらいかんのか?
先ほどの引用で結論は出ていますが補足します。
結論から言いましょう。基本的にダメです。あれはマウスの移動量つまり、上記で言うDPIに掛ける数字だからです。
例えばマウスが「400ドット動いたよ」と言っているモノに対して、ゲームが感度の倍率を掛けて、「じゃあ1600ドット動いたことにするね」と解釈しているのです。
でも、400ドット動いて1600ドット動いたことにするより、1600ドット動いて1600ドット動いた方が精度が高いのは当たり前の話です。
じゃあ何で今もあるのか?
それは個人個人のフィーリング調整のためです。
確かにDPIを選べるようになり、速度を変更できるようになりました。でも、人によって感じ方は様々です。
同じ設定でも人によっては遅いと感じたり早すぎると感じたりします。その微妙な差異を埋めるための設定項目なのです。原則いじらない方が良いでしょう。
まとめ
長々とお付き合いいただきありがとうございます。
ここまで読んでいただけたのであればあなたは自分にぴったりのマウスを探すことが出来るでしょう。
でも忘れないでほしいのはマウスを買ったからと言ってそう簡単にキルは出来ません。
職人と同じで体に覚え込ませるくらいマウスを使いこなして初めてキルが出来るのです。プロゲーマーを見て分かる通り、どんなDPIでも自分の感覚に合っているのであればキルが出来ますし、合っていなかったらキルは出来ません。
ゲーミング機器は持てば勝負に勝ちやすくするだけであって、持てば勝てる訳ではないのです。
反復練習あるのみ、最後に物を言うのは自分の練習量です。楽しくオーバーウォッチをプレイしましょう!
オススメ商品
↑ ロジクールから「史上最速マウス」との触れ込みで来たFPSマウス。その性能はずば抜けている。
↑従来ワイヤレスマウスはワイヤードマウスにレスポンスで劣るため絶対に勝ってはいけないマウスの代名詞だった。しかし、このマウスが登場した結果、ワイヤードマウスは過去の産物となってしまった。価格は高いモノが高レスポンスを期待するあなたにはうってつけだ。
↑いいマウスを買ってもマウスパッドが粗悪であればその性能は発揮することは出来ない。獲得した賞賛の数々がこの製品の性能を裏付ける。
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