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前回の記事はこちら

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総評

ストーリーの都合上展開が一つなので非常にわかりやすく軽快に読み込める

主人公の口調と地の文がブレていて、所々なんだこいつとなる

超常存在のバカ騒ぎっぷりが最高ここだけで読む価値あり

女性キャラにふにゅぅ系が多い気がした一人で十分*1

この調子で突っ走っていってほしい

 

人気作の要素を詰め込みきちんと構成されているが、なぜ主人公がここまでフラッフラしているのかわからない

たまに人間の発想力には限界があって、要素をどのように組み合わせるのかが重要なんだと思う。似通うことは必ずしも悪ではないんだよね。

たとえ構図が陰の実力者になりたくてと同じ勘違い系主人公であっても

前回の記事を見ていただけるとわかる通り、最近アニメ化を果たしている人気作の要素をこれでもかと詰め込んだ印象を受ける。

大体そのような作品は二番煎じと称されてあまりよろしい出来にはならないが、この作品はきちんとまとめ上げている。

 

しかし、この力量がなぜ登場人物の人格管理にまで及んでいないのかがなぞである。読者ならわかると思うが、主人公の精神や口調にムラがありすぎないだろうか。場面場面で違う役者に代わっているとしか思えない。

厄介なのは、このムラがわずかな違和感として醸し出されている点だ。あからさまであれば伏線としてどこかで回収されるんだろうなと思うのだが、このレベルだと作者の人格管理に粗があるとしか思えない。もっとも気になる人と気にならない人がいるだろうからこれ以上の言及は避ける。

 

超常存在バンザイもっと暴れてくれ

本作の見どころは超常存在がどったんばったん大騒ぎする点だ。

1巻は尺の都合上そこまで暴れてくれなかったが、今回は大暴れする。こういうの大好き。

だから、今後もドンドンバシバシ大暴れする展開を見せてほしい。

 

買うかどうか

超常存在がどったんばったん大騒ぎが好きなら買い

 

 

*1:個人的にふにゅぅ系嫌いなだけ